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2024年5月以降のマイナトラブル調査(中間集計) (1 ページ)

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出典情報 2024年5月以降のマイナトラブル調査(中間集計)1万医療機関からの回答(9/19)《全国保険医団体連合会》
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医療現場のトラブルは未解決!
2024年5月以降のマイナトラブル調査(中間集計)1 万医療機関からの回答
9月19日(木)保団連記者会見
全国保険医団体連合会
全国保険医団体連合会(保団連)が8月に実施した 24 年5月以降のマイナ保険証トラブル調査(中間
集計) には、37 都道府県(40 保険医協会・医会)から 10,242 医療機関に回答いただきました。
7割の医療機関で今もトラブルが起きている
回答医療機関の 69.7%・7,134 医療機関で 2024 年5月以降もマイナ保険証、オンライン資格確認に
関するトラブルが「あった」と回答しました。
武見厚生労働大臣、河野デジタル大臣は繰り返し「不安払拭」の措置をとったと説明し、マイナ保険
証の「メリット」を強調しています。しかし、12 月2日まで3ヵ月を切る時期になっても医療現場では
トラブルが多発しており、
「不安払拭」には程遠く、
「メリット」以前の問題であることがあらためて明
らかとなりました。
トラブル「あった」は前回調査より約 10%増加
トラブルが「あった」との回答は、前回の調査(2023 年 10 月 1 日以降のマイナ保険証トラブル調査・
59.8%・5188 医療機関)より、約 10%増加しました。政府の強引なマイナ推進策によってマイナ保険証
の利用率が上がり、マイナ保険証を利用する人が増え、結果としてトラブルに見舞われる医療機関が増
加したことも一因と考えられます。
「資格無効」などの発生割合は大きく変わらず
トラブルの内容を見ると、
「●が出る」67%・4,773 医療機関(前回 67%・3,492 医療機関)、
「カー
ドリーダーの接続・認証エラー」52%・3,741 医療機関(40%・2,063 医療機関)

「資格情報が無効」が
48%・3,424 医療機関(前回 49%・2,554 医療機関)の順に多くなっています。資格変更時に長期間資
格が更新されず「無効」になっているケース、有効な資格が「無効」と表示されるなどの事例が多数寄
せられました。政府は資格変更時のタイムラグを短縮するための対応を示していますが、対応する自治
体など保険者の事務作業がまったく追いついていないのではないかと推測されます。
「該当の被保険者番号がない」は 18%・1,311 医療機関(25%・1,321 医療機関)、
「名前や住所の間
違い」は 20%・1,414 医療機関(21%・1,071 医療機関)ありました。
「カードリーダーの接続・認証エラー」が前回調査よりも 12%増えたほかは、各トラブルとも前回調
査と同程度の割合となっています。
「負担割合の齟齬」
「限度額認定の誤り」
「他人の情報紐づけ」も依然として発生
「負担割合の齟齬」についても 11%・768 医療機関(15%・776 医療機関)ありました。
「限度額認定
の誤り」は6%・393 医療機関(6%・307 医療機関)

「他人の情報が紐づけられていた」も2%・155 医

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