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【参考資料4】「かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会」報告書 (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44099.html
出典情報 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第3回 10/3)《厚生労働省》
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してかかりつけ医機能を担うことができるようになるとの意見があった。


かかりつけ医機能を支援する病院・診療所を含め、「かかりつけ医機能を有する医療機
関」の多様な類型(モデル)の提示を行い、地域で不足する機能の確保のため、各医療機
関が機能や専門性に応じて連携しつつ、自らが担うかかりつけ医機能の内容を強化するよ
うに促すことが重要であり、このような観点から、今後、厚生労働省で策定する「かかり
つけ医機能の確保に関するガイドライン(仮称)」において、地域性を踏まえた「かかり
つけ医機能を有する医療機関」の多様な類型(モデル)を示すこととする。
なお、その際、かかりつけ医機能を担う医師の育成とともに、かかりつけ医機能を支援
する医療機関の医師の育成も重要である。

<「かかりつけ医機能を有する医療機関」の多様な類型(モデル)のイメージ例>
日常的な診療
時間外診療
入退院支援
在宅医療
・専門を中心に総合的 継続的 ・在宅当番医制に参加
・未対応
・未対応
に実施
・専門を中心に総合的 継続的 ・休日夜間急患センターに参加 ・紹介状作成
・日中のみ実施
に実施
・専門を中心に総合的 継続的 ・準夜帯の患者の問合せに電話 ・退院前カンファレンスに参加 ・日中のみ実施
に実施
対応

・幅広い領域のプライマリ ケ ・時間外の患者の問合せに留守 ・退院困難患者の入院早期から受 ・24時間体制で対応
アを実施
番電話対応
入相談対応等

介護等との連携
・未対応

・主治医意見書を作成
・介護保険の訪問看護指示書を
作成等
・地域ケア会議 サービス担当
者会議に参加等

○ かかりつけ医機能を支援する医療機関のコンセプト・求められる主な要素
・ 地域の医療機関がかかりつけ医機能を発揮するための包括的な支援を行い、地域で積極的にかかりつけ医機能を担う医療機関の増加に資する。
・ 複数医師が常勤、休日 夜間対応を実施、24時間体制の在宅医療を実施、困難な在宅医療にも対応、地域の在宅医療をサポート、後方支援病床を確保、
介護施設との連携、地域連携 多職種連携を日常的に実施、学生 研修医 リカレント教育等の教育活動等



かかりつけ医機能に関する医療機能情報提供制度の見直し

(かかりつけ医機能に関する情報提供項目の見直し)
○ 国民・患者のより適切な医療機関の選択に資するよう、かかりつけ医機能報告の報告事
項のうち、国民・患者が適切に医療機関を選択できることに資する項目について、医療機
能情報提供制度の情報提供項目に位置付けることとする。


具体的には、かかりつけ医機能報告の報告事項について、「1号機能及び2号機能の報
告で「当該機能有り」と現時点でならない場合は、今後担う意向の有無」以外の項目は、
医療機能情報提供制度の情報提供項目に位置付ける。



その際、医療機能情報提供制度の全国統一システムである医療情報ネット「ナビイ」に
おいて、国民・患者に分かりやすく情報提供する観点から、用語解説※を作成して、かか
りつけ医機能の内容を周知するとともに、上手な医療のかかり方の周知を行うこととする。
※ 目次を整備して項目をクリック/タップすることで解説に遷移する、検索画面の項目横
に「?」アイコンを追加してアイコンにカーソルを重ねると解説が記載された小窓が表示さ
れるなど、簡便に用語解説を参照できる方法を工夫

(医療情報ネット「ナビイ」におけるかかりつけ医機能に関連する検索機能の追加)
○ 医療情報ネット「ナビイ」において、検索性 利便性を高めるため、トップページに
「かかりつけ医機能で探す」ボタンを追加し、当該ボタンを押すと、かかりつけ医機能に
関する検索条件設定ページに移動し、かかりつけ医機能に関連する項目を検索条件として、
医療機関の検索を行えるようにする。

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