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資料1-3 指摘事項に対する回答 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44996.html
出典情報 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第168回 11/20)《厚生労働省》
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① 皮膚消毒手順・方法の見直し


術前の術者消毒方法を統一する(術者は感染対策チームに手洗い方法の指導を受ける。)



ダブルグラブにする。(さらに、開腹後に子宮操作前に手袋を交換する。)



母体当日朝にシャワーを浴びる。



母体皮膚消毒方法で、イソジンで5分以上かけて乾かす。

② 手術環境の見直し


術者数と術者以外に入室する人数は最小限にする。



手術室の温度は通常通りに設定する

③ 抗生剤の使用方法を変更


術前、術後抗生剤を 3 日間継続する。



術前母体皮膚培養結果にて耐性菌を認めた場合は適合する抗生剤に変更する。



術後抗生剤は、白血球正常化、CRP 低下傾向を確認するまで使用する。



術中羊水培養を提出し、耐性菌を認めた場合は術後適合する抗生剤に変更を考慮する。

④ 手術時間の短縮


皮膚切開は慣れた方法で行う。



シミュレーションを行う際に、手術時間の短縮を意識しながら、問題点および連携するべきポイ
ントを押さえて実施する。

2, 羊水過少対策について
羊水過少をきたす可能性のない、子宮収縮抑制剤を積極的に予防的に使用する。

3.届出書 p15 の(概要)に、「入院前に胎児治療チームによる複数回の診断精査・カウンセリングとイ
ンフォームドコンセントを行う」とありますが、具体的な内容と手順を教えて下さい。
【回答】
ご指摘ありがとうございます。ほとんどの症例が他院からの紹介症例になります。現在定めているカウン
セリング手順およびインフォームド・コンセントを記載いたします。初回紹介時の妊娠週数や、紹介元の
場所によって多少の違いはありますが、基本は次のように進めております。


できれば、来院する前に、紹介元の医師の同席のもと、オンラインか電話で、胎児手術について説
明し、実際に来院して、更に詳しい話しを聞きたいか、どうかについて確認する。



来院してから、まず、産婦人科医師のみによる、面談と同意書取得を行う。



同意が得られた場合、胎児超音波検査、胎児心臓超音波、胎児 MRI、採血、心電図、胸部レントゲ
ンを行う。



臨床心理士だけと面談する。



産婦人科医、小児科医(新生児科)、小児外科医、脳神経外科医、助産師、臨床心理士が参加す
る多職種でのカウンセリング、インフォームド・コンセントを行う。
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