Ⅵ．6 年連続比較《参考》
１．延患者数、診療単価、診療収益（新型コロナウイルス感染拡大による影響）
（2019 年 6 月/2020 年 6 月/2021 年 6 月/2022 年 6 月/2023 年 6 月/2024 年 6 月）

（１）延患者数の対前年比

同月比較

延患者数についてコロナ前の 2019 年 6 月期を 100
％とした 6 年連続の同月比較では、全体の入院患者
数は 2020 年は対前年比 87.7％に落ち込んだが、
2024 年に 93.0％へと年々わずかに増加していた。
入院

DPC 対象別では、DPC 対象病院は全入院とほぼ同様
の傾向であった。DPC 対象外は、95％前後で推移し、

（図５）延患者数の前年比（平均値）

2024 年は 95.7％であった。
外来患者数は 2020 年 6 月期の 92.6％から 2022 年 101.5％へと増加したが、2024 年には 93.7％
に減少していた（図 5）。

（２）一人一日あたりの診療収入（単価）の対前年比

同月比較

診療単価について 2019 年 6 月期を 100％とした 6
年連続の同月比較では、入院単価は概ね年々増加し
ていた。入院全体では 2023 年 115.5％、2024 年が
ほぼ同率の 115.6％であった。DPC 対象病院はそれ
ぞれ 116.6％、116.8％であった。
外 来 単 価 は 、 2020 年 の 108.2 ％ か ら 2023 年
114.9％、2024 年には 115.2％へと増加していた（図

入院

（図６）一人一日あたりの診療収入（単価）
の対前年比（平均値）

6）
。

（３）一病院あたりの診療収益の対前年比
診療収益について 2019 年 6 月期を 100％とし
た 6 年連続の同月比較では、入院＋外来収益では
2020 年に減収となったが、2021 年以降は増収に
転じ、2023 年は 111.6％、2024 年 110.6％であっ
た。
入院収益は、2020 年に 93.6％であったが、2023

（図７）一病院あたりの診療収益の対前年比

年 108.4％、2024 年には 109.5％へと増加していた。
外来収益は、2020 年 100.5％から 2021 年 109.7％に、2023 年は 118.4％、2024 年 113.2％であ
った（図 7）。
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