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2024年度 病院経営定期調査 概要版 最終報告(集計結果) (13 ページ)

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出典情報 2024年度 病院経営定期調査 概要版 最終報告(集計結果)(11/16)《日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会》
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(4)6 年連続同月比較 医業利益、経常利益(新型コロナウイルス感染拡大による影響)
医業利益の赤字病院割合は、赤字病院割合が 2019 年 69.6%より 2020 年は 81.4%に増加し、以降
79%前後で推移し、2024 年 79.4%であった。
経常利益の赤字病院割合では、2019 年は 67.6%より 2020 年は 79.4%に増加し、2021 年、2022 年
は 68.6%へと若干の減少がみられたが、2023 年 74.5%、2024 年は 75.5%であった。また、経常利
益とコロナ関連の補助金を除く経常利益との比較では、赤字病院割合は 2021 年、2023 年で 1.0 ポイ
ント増加したが、6 年ほぼ同率で推移し、各年 6 月期には補助金の影響はみられなかった。
2024 年 6 月期の医業利益は-2,409 万円に対して経常利益-1,854 万円、コロナ関連の補助金を除
く経常利益はほぼ同額の-1,854 万円であった(図 8)。

(図8)6 年連続同月比較

医業利益、経常利益

同月比較

2.医業損益(新型コロナウイルス感染拡大による影響)の年度比較
(2018 年度/2019 年度/2020 年度/2021 年度/2022 年度/2023 年度)

(1)6 年連続年度比較

医業利益、経常利益

年度比較

2018 年度から 2023 年度の 6 年連続年度比較で医業利益をみると、赤字病院割合が 2018 年度
67.6%、2019 年度の 63.7%から 2020 年度に 85.3%に急増し、2021 年度に 73.5%に減少したが、
2022 年度 87.3%、
2023 年度 83.3%へと再び増加した。経常利益は黒字病院割合が 2018 年度 52.0%、
2019 年度は 56.9%であったが、2020 年度には 73.5%へと大幅に増加し、2021 年度 85.3%、2022
年度は 82.4%と続いたが、2023 年度は 38.2%に低下した。

(図9)6 年連続年度比較

医業利益、経常利益

13

年度比較