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資料4-2ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会中間整理(案) (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46380.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第115回 12/9)《厚生労働省》
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活を送ることができるようにするための要であるケアマネジャーが、医療・
介護等を含めた地域の関係者とできる限り顔の見える関係を構築したうえ
で、その専門性を十分に発揮し、一人一人の高齢者に寄り添ったケアマネジ
メントに注力できる環境を整備することが必要である。
○ そのためには、ケアマネジメントの質を確保しながら、ケアマネジャーの
負担を軽減することが不可欠であり、業務を整理しつつ、その効率化を図る
とともに、法定研修についても受講負担の大幅な軽減を図っていくことが求
められる。また、現在従事しているケアマネジャーにとって働きやすい環境
を整備するとともに新たな人材の確保や潜在ケアマネジャーの復職等を促進
することも重要である。
○ しかし、ケアマネジャーの業務の整理に当たっては、関係者の理解なくし
ての解決は困難である。利用者への支援が途切れることのないよう、基本的
には市町村が主体となって、地域課題として関係者間で協議していくことが
重要であり、国や都道府県における取組も求められる。
○ また、ケアマネジャーの負担軽減や人材確保を進めることは重要である
が、これによってケアマネジャーの質の低下を招いては本末転倒であり、ケ
アマネジャーの魅力も失われてしまう。質の確保を前提としつつ、様々な取
組を総合的に進めていくことが、現下の課題の解決につながり、ひいては利
用者のメリットにもつながるものと期待する。
○ 本検討会で議論してきたケアマネジメントに係る諸課題については、社会
情勢の変化とともに課題の内容や対応策も変遷していくものであり、今後も
継続的に検討していくことが求められる。

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