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資料4-2ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会中間整理(案) (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46380.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第115回 12/9)《厚生労働省》
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このため、ICTなどの活用により業務の効率化を進めつつ、居宅介護支
援事業所との役割分担等を通じて、本来の役割を十分に発揮することができ
るよう取り組んでいくことが必要である。


また、個々の居宅介護支援事業所内においては、主任ケアマネジャーが事
務的な管理業務に時間を費やし、現場のケアマネジャーの指導が十分にでき
ていない状況があるとの指摘があった。主任ケアマネジャーは、独居高齢者
や認知症高齢者等における対応が難しい事例への様々な支援や、当該事例に
対応するケアマネジャーの指導・育成といった役割に重きを置いていくこと
により、地域におけるケアマネジャー全体の質の向上に貢献することが求め
られる。



このように、主任ケアマネジャーは、地域や居宅介護支援事業所内におけ
る比較的経験の浅いケアマネジャーへの指導・育成の役割があることを踏ま
え、国は、制度的位置付けを明確化することを検討するとともに、その研修
の在り方や居宅介護支援事業所や地域包括支援センターのそれぞれでの役割
に応じた評価の在り方についても検討することが適当である。



また、主任ケアマネジャーのケアプラン点検における位置付けを検討する
とともに、個々の居宅介護支援事業所と地域包括支援センターにおける主任
ケアマネジャーの配置について、主任ケアマネジャーになるための研修の在
り方の検討などあくまでも主任ケアマネジャーの確保に努めることが重要で
ある。その上で、地域の実情に応じて、市町村が役割分担や柔軟な配置(兼
務や業務委託等)も含めて検討することが適当である。その際、居宅介護支
援事業所と地域包括支援センターの主任ケアマネジャーを兼務等することに
よるサービス利用の公平性の担保やケアマネジャーの業務負担の増加等につ
いて配慮することが必要である。

(ICTの効果的な利活用の推進)
○ ICTの活用による業務効率化を実現し、専門業務に時間を充当できるよ
うにすることが質の向上につながるものである。


ケアマネジャーの業務効率化の観点等から、ケアプランデータ連携システ
ムのさらなる普及促進を図ることが重要である。ケアプランデータ連携シス
テムは地域全体で進めていくことがより効果的であるところ、連携する介護
サービス事業所側の導入が少ないとの指摘があった。このため、国とともに
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