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資料2 医師偏在対策に関するとりまとめ(案) (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46886.html |
出典情報 | 新たな地域医療構想等に関する検討会(第15回 12/10)《厚生労働省》 |
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1.はじめに
○ 医師偏在対策については、令和6年6月 21 日に閣議決定された「経済財政
運営と改革の基本方針 2024」において、医師の地域間、診療科間、病院・診
療所間の偏在の是正を図るため、医師養成過程での取組、経済的インセンテ
ィブ、規制的手法等を組み合わせた総合的な対策のパッケージを令和6年末
までに策定することとされている。
○ 厚生労働省において、令和6年8月 30 日に近未来健康活躍社会戦略が公表
され、その中で、①医師確保計画の深化、②医師の確保・育成、③実効的な
医師配置を柱として、医師偏在是正に向けた総合的な対策のパッケージの骨
子案が示された。また、令和6年9月3日には、厚生労働大臣を本部長とす
る「厚生労働省医師偏在対策本部」が設置され、主な論点が示された。
○
新たな地域医療構想等に関する検討会(以下「本検討会」という。)にお
いては、こうした政府の方針を踏まえつつ、持続可能な医療提供体制を確保
するため、医師養成過程を通じた対策を除く医師偏在対策について、新たな
地域医療構想とあわせて検討を進めてきた。医師養成過程を通じた取組につ
いては、医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会において検
討が進められてきた。
○
今般、政府が医師偏在是正に向けた総合的な対策のパッケージを策定する
に当たり、本検討会において、これまでの議論の内容を踏まえ、今後の医師
偏在対策の考え方、取組の進め方等について整理し、とりまとめを行うもの
である。
2.医師偏在対策のこれまでの取組
○ 医師確保及び医師偏在是正に向けた対策については、累次の制度改正を経
て、医師養成過程における取組、医師確保計画に基づく取組、医師の働き方
改革を柱として、相互に連携を図りながら、地域の実情に応じた取組が進め
られてきた。
○
医師偏在対策については、医師養成過程における取組として、特定の地域
等で診療を行うことを条件とした医学部定員の地域枠の設定に加えて、臨床
研修における都道府県別の募集定員上限数の設定、専門研修における都道府
県別・診療科別の専攻医採用数の上限(シーリング)の設定を行い、若手医
師を中心とした偏在対策が進められている。
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○ 医師偏在対策については、令和6年6月 21 日に閣議決定された「経済財政
運営と改革の基本方針 2024」において、医師の地域間、診療科間、病院・診
療所間の偏在の是正を図るため、医師養成過程での取組、経済的インセンテ
ィブ、規制的手法等を組み合わせた総合的な対策のパッケージを令和6年末
までに策定することとされている。
○ 厚生労働省において、令和6年8月 30 日に近未来健康活躍社会戦略が公表
され、その中で、①医師確保計画の深化、②医師の確保・育成、③実効的な
医師配置を柱として、医師偏在是正に向けた総合的な対策のパッケージの骨
子案が示された。また、令和6年9月3日には、厚生労働大臣を本部長とす
る「厚生労働省医師偏在対策本部」が設置され、主な論点が示された。
○
新たな地域医療構想等に関する検討会(以下「本検討会」という。)にお
いては、こうした政府の方針を踏まえつつ、持続可能な医療提供体制を確保
するため、医師養成過程を通じた対策を除く医師偏在対策について、新たな
地域医療構想とあわせて検討を進めてきた。医師養成過程を通じた取組につ
いては、医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会において検
討が進められてきた。
○
今般、政府が医師偏在是正に向けた総合的な対策のパッケージを策定する
に当たり、本検討会において、これまでの議論の内容を踏まえ、今後の医師
偏在対策の考え方、取組の進め方等について整理し、とりまとめを行うもの
である。
2.医師偏在対策のこれまでの取組
○ 医師確保及び医師偏在是正に向けた対策については、累次の制度改正を経
て、医師養成過程における取組、医師確保計画に基づく取組、医師の働き方
改革を柱として、相互に連携を図りながら、地域の実情に応じた取組が進め
られてきた。
○
医師偏在対策については、医師養成過程における取組として、特定の地域
等で診療を行うことを条件とした医学部定員の地域枠の設定に加えて、臨床
研修における都道府県別の募集定員上限数の設定、専門研修における都道府
県別・診療科別の専攻医採用数の上限(シーリング)の設定を行い、若手医
師を中心とした偏在対策が進められている。
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