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参考資料4:第2期循環器病対策推進基本計画 (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46343.html
出典情報 循環器病対策推進協議会(第13回 12/12)《厚生労働省》
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向上等の生活の質の維持向上を図るため、早期からの継続的なリハビリテーシ
ョンの実施が必要となる場合もある。
脳卒中患者では、急性期診療を行った後にも様々な神経症状が残ることが多
い。
一般的には、急性期に速やかにリハビリテーションを開始し、円滑に回復期及
び維持期のリハビリテーションに移行することが求められ、医療と介護の間で
切れ目のない継続的なリハビリテーションの提供体制をより一層構築していく
必要がある。リハビリテーションと同時に合併症の治療が必要な場合や合併症
の治療が優先される場合もあり、個々の患者に応じた適切な対応が求められる。
また、患者がその目的や必要性を十分に理解した上での再発予防、重症化予防、
生活再建や就労等を目的とした多職種によるアプローチが重要である。
心血管疾患患者の管理においては、特に、心不全等で入退院を繰り返す患者が
増加しており、再発予防及び再入院予防の観点が重要である。運動療法、冠危険
因子是正、患者教育、カウンセリング等を含む多職種による疾病管理プログラム
として心血管疾患におけるリハビリテーションを実施することが関連学会より
提唱されている。
患者が継続的にリハビリテーションを実施するためには、専門家を育成しつ
つ、地域の医療資源を含めた社会資源を効率的に用いて、多職種が連携して取り
組む体制を構築する必要がある。また、在宅で過ごす患者にも適切なリハビリテ
ーションが提供されるような体制を整備することが必要である。
(取り組むべき施策)
急性期から回復期及び維持期・生活期まで、循環器病患者の状態に応じ、医療
現場から介護の現場までの一貫したリハビリテーションの提供等の取組を進め
る。
特に脳卒中患者においては、地域の関係機関等が連携し、患者の状態を踏まえ
た適切な医療及び介護サービスを継続して提供できるよう、地域連携クリティ

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