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資料2_在宅医療における薬剤提供のあり方について (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47155.html
出典情報 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第11回 12/16)《厚生労働省》
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在宅医療における薬剤提供について(これまでの議論の整理)
(令和6年6月17日第6回薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会 資料4)
○在宅医療における薬剤提供の実態・課題


多くの在宅患者については、円滑に薬剤提供の対応ができており、関係者の連携の下、事前の対策として、予め処方・調剤済の
医薬品を患者宅等に配置している事例もある。



一方で、少数ではあるが、患者の状態の変化により緊急に薬剤提供が必要となった場合に円滑に薬剤を提供できなかった事例が
存在。入手できなかった主な医薬品の種類は、解熱鎮痛剤、輸液(体液維持剤)、医療用麻薬等。(薬局と連携せずに対応してい
る事例も一定程度存在。)

・ 在宅患者については、薬局が普段から訪問対応を実施している場合とそうでない場合があり、後者の場合は、薬局では外来患者
と同様の対応となり、緊急時に連絡があった場合に、必要な医薬品を在庫していない、薬剤を配送する手段がない場合がある。


関係者の連携は必ずしも十分ではない。



在宅医療における薬剤提供については、一次医療圏(≒市区町村)単位の薬局等の状況等の実態も踏まえた検討が必要。

○課題解決のための対応策


薬局と医療機関、訪問看護ステーションの連携が必要。薬局が訪問対応していない患者についても、事前の連携体制構築が必要。



薬局において緊急時の対応が困難となることが想定される場合には、事前に医療機関、訪問看護ステーションと連携し、患者ご
とに緊急時の対応体制を構築しておくことが必要。



連携推進のために、地域における在宅対応が可能な薬局の情報について、医療関係者等への周知が必要。

○今後の検討について


薬局と訪問看護ステーション、医療機関等との連携推進のための方策について、地域の状況に応じた対応策を検討。



緊急時に必要な医薬品の種類やそれにかかる対応策について検討。



離島・へき地等の薬局がない地域における対応策について検討。

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