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2023年度 介護医療院の経営状況について (1 ページ)

公開元URL https://www.wam.go.jp/hp/keiei-report-r6/
出典情報 2023年度 介護医療院の経営状況について(12/13)《福祉医療機構》
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2024-006

Research Report
2023 年度 介護医療院の経営状況について
経営サポートセンター

令和 6 年 12 月 13 日
リサーチグループ
主査 堀之内 重人

介護医療院の経営状況は二極化が進行
経常利益率は上昇するも赤字施設の割合は増加傾向
経営状況の経年比較
全施設で比較すると、事業利益率・経常利益率とも微増したが、赤字施設割合はわずかに拡大
2 か年分のデータが揃う同一施設で比較すると、利用率の低下により減収減益の傾向
黒字・赤字施設別比較
黒字・赤字施設間で入所利用率に差がみられる
黒字・赤字施設間で医療機関からの新入所者数、死亡による退所者数に差がみられる
黒字施設では、処遇改善加算等を算定している施設の割合が高い
▼介護医療院の赤字施設割合・事業利益率・経常利益率の推移
赤字施設割合

事業利益率

経常利益率

80.0
70.0
60.0

11.0
(単位:%)

8.7

8.6

9.0

8.5

7.0

7.4

50.0

4.4

4.0

40.0

4.0

2.6

4.8

5.0

3.3
3.0

30.0

1.0

20.0

-1.0

10.0

-3.0

0.0

12.5

23.3

31.8

37.7

38.4

2019年度
(n=30)

2020年度
(n=73)

2021年度
(n=85)

2022年度
(n=106)

2023年度
(n=112)

-5.0

【本リサーチ結果に係る留意点】
・資料出所は、すべて福祉医療機構である(以下記載がない場合同じ)
・数値は四捨五入しているため、合計や差引が一致しない場合がある。また、図表中の「n」は施設数である(以下記載がない場合同じ)
・本稿は、福祉医療機構の貸付先のうち開設 1 年以上経過している施設を対象とし、併設の短期入所療養介護、通所リハビリテーション
を含めた経営状況について分析を行った
・2023 年度 112 施設のうち、開設主体は医療法人(社会医療法人等を含む)が 103 施設(92.0%)、その他法人(社団・財団法人等)が
9 施設(8.0%)である
・病院併設は 60 施設(53.6%)、診療所併設は 38 施設(33.9%)、特別養護老人ホーム併設は 11 施設(9.8%)、その他施設(介護老人保
健施設等)と併設は 3 施設(2.7%)である。介護医療院単体の施設はなかった
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