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2023年度 介護医療院の経営状況について (4 ページ)
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公開元URL | https://www.wam.go.jp/hp/keiei-report-r6/ |
出典情報 | 2023年度 介護医療院の経営状況について(12/13)《福祉医療機構》 |
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2024-006
となっているが、黒字施設のほうが収益を多く
事者数が多い点はⅠ型と同じだが、Ⅱ型では従
確保できていることが主な要因と考えている。
事者1人当たり人件費に差がないため、より人
実際に、従事者 1 人当たり人件費は黒字施設の
件費率に影響が出ている。
ほうが 568 千円ほど高いが、収益性が高く、利
なお、Ⅱ型では 2025 年 8 月以降、室料相当
用者 10 人当たり従事者数も少ないことから人
額控除の適用が開始される。対象は定員当たり
件費率は黒字施設のほうが低い。
床面積が 8 平米以上の多床室に限られるが、該
Ⅱ型では利用者単価は大きく変わらないが、
当する場合、利用者負担が月 7,800 円程度増額
入所利用率には差があり、黒字施設のほうが収
されることになる。入所利用率に影響する可能
益を確保できていることがわかる。
性もあることから注視したい。
費用面では人件費率の差が 10.5 ポイントと
目立つ。赤字施設のほうが利用者 10 人当たり従
(図表 2)黒字・赤字別
経営状況
指標
病院を併設している施設の割合
定員数
入所利用率
在所日数(施設入所)
要介護度(施設入所+短期入所)
利用者単価
人件費率
医療材料費率
給食材料費率
経費率
うち水道光熱費率
減価償却費率
事業利益率
経常利益率
従事者 1 人当たり事業収益
従事者 1 人当たり人件費
利用者 10 人当たり従事者数
(図表 3)黒字・赤字別
%
人
%
日
円
%
%
%
%
%
%
%
%
千円
千円
人
Ⅱ型
赤字
黒字
赤字
-黒字 (n=27) (n=15)
△9.5
37.0
40.0
△14.6
68.2
62.2
△8.2
91.9
85.8
△89.4
415.2
487.1
0.04
3.71
3.78
△440
14,683
14,792
6.2
56.4
66.9
1.9
4.7
5.8
0.7
6.6
7.8
5.6
21.5
24.6
0.7
2.9
4.3
1.9
2.4
3.8
△16.3
8.5
△8.8
△17.1
11.2
△8.0
△1,809
8,792
7,453
△568
4,960
4,988
0.82
5.55
6.10
赤字
-黒字
3.0
△6.0
△6.0
71.9
0.07
110
10.5
1.1
1.2
3.1
1.4
1.3
△17.3
△19.2
△1,339
28
0.55
入退所経路
指標
定員
入所利用率
新入所者数
うち家庭
うち介護施設
うち医療機関
うちその他
10
退所者数
うち家庭
うち介護施設
うち医療機関
うち死亡
うちその他
Ⅰ型
黒字
赤字
(n=42) (n=28)
66.7
57.1
87.6
73.0
94.1
85.9
443.0
353.6
4.21
4.25
17,193
16,753
57.6
63.8
5.1
7.0
6.1
6.8
18.1
23.7
2.5
3.3
4.4
6.3
8.7
△7.6
10.1
△6.9
9,502
7,694
5,473
4,906
6.01
6.82
人当たり
%
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
Ⅰ型
Ⅱ型
黒字
赤字
赤字-黒
黒字
赤字
赤字-黒
(n=42) (n=28)
字
(n=27) (n=15)
字
94.1
85.9
△8.2
91.9
85.8
△6.0
7.9
6.0
△1.9
9.0
6.1
△2.8
0.3
0.2
△0.1
0.6
0.4
△0.2
0.3
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0.2
0.8
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△0.2
7.2
5.2
△2.0
7.2
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△1.5
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0.7
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1.9
2.0
0.1
2.8
2.4
△0.4
4.7
3.4
△1.4
3.3
2.6
△0.7
0.0
0.0
△0.0
0.1
0.0
△0.1
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となっているが、黒字施設のほうが収益を多く
事者数が多い点はⅠ型と同じだが、Ⅱ型では従
確保できていることが主な要因と考えている。
事者1人当たり人件費に差がないため、より人
実際に、従事者 1 人当たり人件費は黒字施設の
件費率に影響が出ている。
ほうが 568 千円ほど高いが、収益性が高く、利
なお、Ⅱ型では 2025 年 8 月以降、室料相当
用者 10 人当たり従事者数も少ないことから人
額控除の適用が開始される。対象は定員当たり
件費率は黒字施設のほうが低い。
床面積が 8 平米以上の多床室に限られるが、該
Ⅱ型では利用者単価は大きく変わらないが、
当する場合、利用者負担が月 7,800 円程度増額
入所利用率には差があり、黒字施設のほうが収
されることになる。入所利用率に影響する可能
益を確保できていることがわかる。
性もあることから注視したい。
費用面では人件費率の差が 10.5 ポイントと
目立つ。赤字施設のほうが利用者 10 人当たり従
(図表 2)黒字・赤字別
経営状況
指標
病院を併設している施設の割合
定員数
入所利用率
在所日数(施設入所)
要介護度(施設入所+短期入所)
利用者単価
人件費率
医療材料費率
給食材料費率
経費率
うち水道光熱費率
減価償却費率
事業利益率
経常利益率
従事者 1 人当たり事業収益
従事者 1 人当たり人件費
利用者 10 人当たり従事者数
(図表 3)黒字・赤字別
%
人
%
日
円
%
%
%
%
%
%
%
%
千円
千円
人
Ⅱ型
赤字
黒字
赤字
-黒字 (n=27) (n=15)
△9.5
37.0
40.0
△14.6
68.2
62.2
△8.2
91.9
85.8
△89.4
415.2
487.1
0.04
3.71
3.78
△440
14,683
14,792
6.2
56.4
66.9
1.9
4.7
5.8
0.7
6.6
7.8
5.6
21.5
24.6
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4.3
1.9
2.4
3.8
△16.3
8.5
△8.8
△17.1
11.2
△8.0
△1,809
8,792
7,453
△568
4,960
4,988
0.82
5.55
6.10
赤字
-黒字
3.0
△6.0
△6.0
71.9
0.07
110
10.5
1.1
1.2
3.1
1.4
1.3
△17.3
△19.2
△1,339
28
0.55
入退所経路
指標
定員
入所利用率
新入所者数
うち家庭
うち介護施設
うち医療機関
うちその他
10
退所者数
うち家庭
うち介護施設
うち医療機関
うち死亡
うちその他
Ⅰ型
黒字
赤字
(n=42) (n=28)
66.7
57.1
87.6
73.0
94.1
85.9
443.0
353.6
4.21
4.25
17,193
16,753
57.6
63.8
5.1
7.0
6.1
6.8
18.1
23.7
2.5
3.3
4.4
6.3
8.7
△7.6
10.1
△6.9
9,502
7,694
5,473
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6.01
6.82
人当たり
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Ⅰ型
Ⅱ型
黒字
赤字
赤字-黒
黒字
赤字
赤字-黒
(n=42) (n=28)
字
(n=27) (n=15)
字
94.1
85.9
△8.2
91.9
85.8
△6.0
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△1.9
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6.1
△2.8
0.3
0.2
△0.1
0.6
0.4
△0.2
0.3
0.5
0.2
0.8
0.6
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7.2
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△2.0
7.2
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△2.1
0.0
0.0
△0.0
0.4
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△0.4
7.6
6.1
△1.5
7.4
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Copyright ⓒ 2024Welfare And Medical Service Agency (WAM). All rights reserved.
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