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公益社団法人日本看護協会 事業継続計画(BCP) (2024年12月策定) (16 ページ)
出典
公開元URL | https://www.nurse.or.jp/home/assets/jna_bcp_202412.pdf |
出典情報 | 公益社団法人日本看護協会 事業継続計画(BCP) (2024年12月策定)(1/10)《日本看護協会》 |
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第3章
本BCPの運用体制の確立、定着活動
3-1
訓練・研修
3-1
点検および訓練の実施
⚫
訓練
➢ 役職員参集訓練
発災を想定した参集訓練を実施し、本会で定める連絡手段により安否確認を行うととも
に、参集指示・参集状況を災害対策本部へ報告する訓練を実施する。
➢ 非常時優先業務習熟訓練
発災当初の初動対応については、防災マニュアル第2章『発災時の対応』をもとに行動を
起こす必要があり、そこから徐々に本BCPの非常時優先業務に移行する仕組みを構築してい
る。参集の指示を受けた者は、防災マニュアル・本BCPの行動計画を、参集した順に対応す
ることとなっているため、危機対策本部の立ち上げ、災害支援ナースの活動支援、情報収
集、及び各機関等への伝達などの対応を習熟する訓練を実施する。
⚫
e-ラーニング
e-ラーニングの研修では、本計画の内容の確認やPDCAサイクルで見直された修正・改善内容
の周知を行う。
⚫
研修会の実施
本会一丸となった災害対応を可能にするためには、職員一人ひとりが災害時に取るべき対応
を具体的にイメージし、当事者意識を持つことが重要である。そのため、発災時における職
員の態勢、非常時優先業務と行動計画(タイムライン)、災害対応業務の事例等を繰り返し
周知し浸透させていく必要がる。また、防災に関する有識者等による研修会の開催により、
防災に関する最新知見を習得できる機会を設けることも有効である。
3-2
⚫
BCP構築と策定・改訂サイクル
非常時優先業務を効果的に遂行するためには、訓練や研修を繰り返し実施していくことが重要
であり、また、各拠点・各局等をまたいだ全会的な認識の共有を図り、本会一丸となった災害
BCP構築と策定サイクル
対応を行う意識を醸成することが必要となる。
BCP構築と策定サイクル
Plan(本BCPを策定・改訂)
事業継続のための、基本方針の決定、維持、更
BCP構築と策定サイクル
新を行うため、平常時から危機管理連絡会議を
定期的に開催し、検討する。
BCP構築と策定サイクル
Do(BCPに基づいた訓練の実施)
本計画・防災マニュアルをもとに、現実に即
した実践的な訓練計画を作成し、事前対策の
実施、訓練・研修内容の継続的な見直し・改
善を推進する。
Check(訓練結果から検証)
見直しの検討や見出された弱点の解消方策等
について危機管理連絡会議で協議・調整する。
Action(見直し内容を訓練・研修で周知)
減災に向けた対策に関し、修正・改善内容の
周知徹底を図り、今後の新たな取り組みへと
結びつける。
図5:PDCA
14
本BCPの運用体制の確立、定着活動
3-1
訓練・研修
3-1
点検および訓練の実施
⚫
訓練
➢ 役職員参集訓練
発災を想定した参集訓練を実施し、本会で定める連絡手段により安否確認を行うととも
に、参集指示・参集状況を災害対策本部へ報告する訓練を実施する。
➢ 非常時優先業務習熟訓練
発災当初の初動対応については、防災マニュアル第2章『発災時の対応』をもとに行動を
起こす必要があり、そこから徐々に本BCPの非常時優先業務に移行する仕組みを構築してい
る。参集の指示を受けた者は、防災マニュアル・本BCPの行動計画を、参集した順に対応す
ることとなっているため、危機対策本部の立ち上げ、災害支援ナースの活動支援、情報収
集、及び各機関等への伝達などの対応を習熟する訓練を実施する。
⚫
e-ラーニング
e-ラーニングの研修では、本計画の内容の確認やPDCAサイクルで見直された修正・改善内容
の周知を行う。
⚫
研修会の実施
本会一丸となった災害対応を可能にするためには、職員一人ひとりが災害時に取るべき対応
を具体的にイメージし、当事者意識を持つことが重要である。そのため、発災時における職
員の態勢、非常時優先業務と行動計画(タイムライン)、災害対応業務の事例等を繰り返し
周知し浸透させていく必要がる。また、防災に関する有識者等による研修会の開催により、
防災に関する最新知見を習得できる機会を設けることも有効である。
3-2
⚫
BCP構築と策定・改訂サイクル
非常時優先業務を効果的に遂行するためには、訓練や研修を繰り返し実施していくことが重要
であり、また、各拠点・各局等をまたいだ全会的な認識の共有を図り、本会一丸となった災害
BCP構築と策定サイクル
対応を行う意識を醸成することが必要となる。
BCP構築と策定サイクル
Plan(本BCPを策定・改訂)
事業継続のための、基本方針の決定、維持、更
BCP構築と策定サイクル
新を行うため、平常時から危機管理連絡会議を
定期的に開催し、検討する。
BCP構築と策定サイクル
Do(BCPに基づいた訓練の実施)
本計画・防災マニュアルをもとに、現実に即
した実践的な訓練計画を作成し、事前対策の
実施、訓練・研修内容の継続的な見直し・改
善を推進する。
Check(訓練結果から検証)
見直しの検討や見出された弱点の解消方策等
について危機管理連絡会議で協議・調整する。
Action(見直し内容を訓練・研修で周知)
減災に向けた対策に関し、修正・改善内容の
周知徹底を図り、今後の新たな取り組みへと
結びつける。
図5:PDCA
14