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資料3-1-1 医療機器感染症定期報告感染症別文献一覧表[343KB] (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_53225.html |
出典情報 | 薬事審議会 医療機器・再生医療等製品安全対策部会(令和6年度第2回 3/6)《厚生労働省》 |
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ID
感染症(PT)
5
6
備考
コロナウイルス
感染
Influenza and Other
Respiratory Viruses.
18(2024)e13293
サルモネラ症
Public Health Agency
of Canada Public
Health Notices.
2023/11/11
2023年11月11日現在、マニトバ州(1)、オンタリオ州(14)、ケベック州(21)、ニューブランズウィック州
(1)、ノバスコシア州(2)、プリンスエドワードアイランド州(1)の6州で、薬剤耐性サルモネラ菌感染症の
症例が40件確認された。感染者は0歳から91歳までの40人で、半数弱が5歳以下の幼児、約半数が女
性であった。ヒトの死亡例は報告されていない。調査において生肉を使用した生のペットフードへの曝露
とウシとの接触の2つが感染源として特定された。このサルモネラ菌流行株は感染者宅の生のペット
フードから検出され、同株に感染したイヌやウシも確認された。感染した動物の一部は死亡に至った。
240093
PLoS Negl Trop Dis.
18(2024)e0012046
ブルセラ症は、家畜飼育者や屠畜場労働者などの高リスク集団の間で発生する発熱性人獣共通感染
症であり、ウガンダでは公衆衛生上の優先事項である。ヒト・ブルセラ症の診断は、インフラの整ってい
ない環境下では血清学的アプローチが要となっており、血清学的検査の適切な適用と解釈は、正しい診
断のために重要である。本研究では、ウガンダの3地域において、反芻動物及びブタの屠畜場労働者の
血清有病率と抗ブルセラ抗体と関連する因子を推定するための横断研究を、ローズベンガル試験
(RBT)とBrucellaCapt試験の組み合わせによる連続検査で実施した。屠畜場労働者から543の血液サ
ンプルを採取し、医学的及び社会的人口統計学的データも収集した。結果は、反芻動物の屠畜場労働
者の血清有病率は、BrucellaCaptを用いた場合が7.3%、RBTを用いた場合が9.0%であった。東部地域
の屠畜場労働者、副収入のために家畜の放牧を行っている者、個人防護具の着用がある者、ウシの屠
畜場労働者、小型反芻動物の屠畜場労働者は、ブルセラ菌に曝露されるリスクが高かった。本研究よ
り、流行地におけるヒト・ブルセラ症の診断に、RBTとBrucellaCaptを組み合わせて実用化できることが
示された。高リスク群におけるブルセラ症の管理には、薬剤的対策と非薬剤的対策の両方が考慮され
るべきである。
240298
Comparative
Immunology,
ヘリコバクター感
Microbiology and
染
Infectious Diseases.
106(2024)102128
ヘリコバクター属菌は、ブタの胃炎の原因となるほか、ヒトの胃にも定着する。本研究では、インドにて、
家畜のブタの胃粘膜及び養豚農家の便におけるヘリコバクター属菌の有病率を評価した。屠畜場から
のブタ胃検体403検体、養豚場からのブタ剖検検体74検体、養豚家からの便検体97検体を収集した。ブ
タ胃検体のうち、胃炎を起こした43検体(20.09%)にグラム陰性らせん状菌が認められたが、病変のな
い検体では3.04%しか認められなかった。ウレアーゼ陽性の胃サンプルを走査型電子顕微鏡(SEM)で
観察したところ、粘液内層にヘリコバクター属菌が確認された。病理組織学的検査では、出血性壊死、
白血球浸潤、リンパ球凝集塊を伴う慢性胃炎が認められた。PCR法により、ブタ胃検体の19.63%及び
養豚家の便検体の2.08%でヘリコバクター・スイスの存在が確認された。さらに、養豚家の便検体の
3.12%でヘリコバクター・ピロリ陽性であった。系統学的解析の結果、ヘリコバクター・スイスと他のヘリコ
バクター属菌との間に明確なクラスターが存在し、ブタの胃粘膜と養豚家の便の両方にヘリコバクター
属菌が蔓延していることが明らかになった。ヒトへのヘリコバクター属菌感染のリスクを最小化するため
に、養豚農家における衛生管理の改善が必要であると考えられる。
240298
Zoonoses Public
Health. 71(2024)107119
レプトスピラ症は世界的に発生している人獣共通感染症であり、その健康リスク因子は多岐にわたる。
本研究は、急性ヒトレプトスピラ症に関連する危険因子を明らかにし、ヒトレプトスピラ症に対する危険性
の予測変数を探ることを目的としたものである。コロンビア北部のコルドバ県にて、レプトスピラ症が疑わ
れた患者339人を対象に、非確率サンプリングによる縦断的前向き記述研究を実施した。疫学的及び環
境的変数に関する調査を行い、社会的及び環境的危険因子を決定した。急性レプトスピラ症の症例は
19.8%(67/339)であり、血清有病率は27.1%(92/339)であった。危険因子として、若年(10~19歳)、ブ
タの所有、湖やダム等での水浴び等、発症30日前の洪水、平均気温28℃が同定された。これらの因子
は急性レプトスピラ症のヒト症例の予測因子でもあり、この流行地域における疫学サーベイランスのた
めに考慮すべき、環境及び公衆衛生関連情報を提供するものである。
240298
Emerging Microbes &
レンサ球菌感染 Infections.
13(2024)2352435
ブタレンサ球菌(Streptococcus suis )はブタの主要な細菌性病原体であり、人獣共通感染症の新興病
原体でもある。異なるS. suis の血清型は、集団構造や病原性において多様な特徴を示す。近年のサー
ベイランスデータからは、血清型4(SS4)株の重要性が浮き彫りになったが、SS4株に関する情報はまだ
限られている。本研究では、敗血症患者から分離された1株を含む8カ国126株を用いて、SS4株の集団
構造、病原性、抗菌特性について検討した。結果、SS4株は明確な集団構造を示した。61.90%(78/126
株)がミニマムコアゲノム(MCG)グループ1及び3に分類され、特にクローン複合体(CC)17株、CC94株、
CC839株がヒト及びブタに病原性を示した。またSS4株は多剤耐性であり、プロファージが抗生物質耐性
遺伝子の伝播に重要であることが示された。本研究は、SS4株に関する理解を深め、この血清型のサー
ベイランスと予防のための貴重な情報を提供するものである。
240298
9 レプトスピラ症
10
概要
コロナウイルス(CoV)はブタを含む多くの哺乳類で循環しており、最近の研究ではブタコロナウイルス
(SCoV)がヒト集団に伝播している可能性が示唆されている。本研究では、新型CoVの流行と波及の可
能性をさらに理解するために、ベトナム北部の養豚労働者におけるCoVを調査した。2019年6月から
2020年5月にかけて、ベトナム北部の5つの養豚場の養豚労働省401人から鼻洗浄液を採取した。CoV
陽性であった検体は他のCoVとの配列類似性を評価し、ヒトCoV 229E株と密接な同一性が示された。そ
の他の検体ではCoV陽性は認められなかったが、本研究における229Eの低い有病率(~1%の有病率)
は、ベトナムの成人集団で実施された限られた研究において、他の季節性CoVについて報告された有
病率の範囲内である。養豚労働者を1年間にわたって前向きに調査したが、SCoVの伝播は検出されな
かった。本研究における農場ではバイオセキュリティプロトコルが強化されているため、養豚労働省やブ
タ間でインフルエンザやCoVの有病率が低い可能性があることが示唆された。新型CoVがヒトに伝播す
る脅威をさらに理解するためには、より大規模な家畜労働者とその家畜を対象とした研究が必要であ
る。
7 ブルセラ症
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感染
Influenza and Other
Respiratory Viruses.
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サルモネラ症
Public Health Agency
of Canada Public
Health Notices.
2023/11/11
2023年11月11日現在、マニトバ州(1)、オンタリオ州(14)、ケベック州(21)、ニューブランズウィック州
(1)、ノバスコシア州(2)、プリンスエドワードアイランド州(1)の6州で、薬剤耐性サルモネラ菌感染症の
症例が40件確認された。感染者は0歳から91歳までの40人で、半数弱が5歳以下の幼児、約半数が女
性であった。ヒトの死亡例は報告されていない。調査において生肉を使用した生のペットフードへの曝露
とウシとの接触の2つが感染源として特定された。このサルモネラ菌流行株は感染者宅の生のペット
フードから検出され、同株に感染したイヌやウシも確認された。感染した動物の一部は死亡に至った。
240093
PLoS Negl Trop Dis.
18(2024)e0012046
ブルセラ症は、家畜飼育者や屠畜場労働者などの高リスク集団の間で発生する発熱性人獣共通感染
症であり、ウガンダでは公衆衛生上の優先事項である。ヒト・ブルセラ症の診断は、インフラの整ってい
ない環境下では血清学的アプローチが要となっており、血清学的検査の適切な適用と解釈は、正しい診
断のために重要である。本研究では、ウガンダの3地域において、反芻動物及びブタの屠畜場労働者の
血清有病率と抗ブルセラ抗体と関連する因子を推定するための横断研究を、ローズベンガル試験
(RBT)とBrucellaCapt試験の組み合わせによる連続検査で実施した。屠畜場労働者から543の血液サ
ンプルを採取し、医学的及び社会的人口統計学的データも収集した。結果は、反芻動物の屠畜場労働
者の血清有病率は、BrucellaCaptを用いた場合が7.3%、RBTを用いた場合が9.0%であった。東部地域
の屠畜場労働者、副収入のために家畜の放牧を行っている者、個人防護具の着用がある者、ウシの屠
畜場労働者、小型反芻動物の屠畜場労働者は、ブルセラ菌に曝露されるリスクが高かった。本研究よ
り、流行地におけるヒト・ブルセラ症の診断に、RBTとBrucellaCaptを組み合わせて実用化できることが
示された。高リスク群におけるブルセラ症の管理には、薬剤的対策と非薬剤的対策の両方が考慮され
るべきである。
240298
Comparative
Immunology,
ヘリコバクター感
Microbiology and
染
Infectious Diseases.
106(2024)102128
ヘリコバクター属菌は、ブタの胃炎の原因となるほか、ヒトの胃にも定着する。本研究では、インドにて、
家畜のブタの胃粘膜及び養豚農家の便におけるヘリコバクター属菌の有病率を評価した。屠畜場から
のブタ胃検体403検体、養豚場からのブタ剖検検体74検体、養豚家からの便検体97検体を収集した。ブ
タ胃検体のうち、胃炎を起こした43検体(20.09%)にグラム陰性らせん状菌が認められたが、病変のな
い検体では3.04%しか認められなかった。ウレアーゼ陽性の胃サンプルを走査型電子顕微鏡(SEM)で
観察したところ、粘液内層にヘリコバクター属菌が確認された。病理組織学的検査では、出血性壊死、
白血球浸潤、リンパ球凝集塊を伴う慢性胃炎が認められた。PCR法により、ブタ胃検体の19.63%及び
養豚家の便検体の2.08%でヘリコバクター・スイスの存在が確認された。さらに、養豚家の便検体の
3.12%でヘリコバクター・ピロリ陽性であった。系統学的解析の結果、ヘリコバクター・スイスと他のヘリコ
バクター属菌との間に明確なクラスターが存在し、ブタの胃粘膜と養豚家の便の両方にヘリコバクター
属菌が蔓延していることが明らかになった。ヒトへのヘリコバクター属菌感染のリスクを最小化するため
に、養豚農家における衛生管理の改善が必要であると考えられる。
240298
Zoonoses Public
Health. 71(2024)107119
レプトスピラ症は世界的に発生している人獣共通感染症であり、その健康リスク因子は多岐にわたる。
本研究は、急性ヒトレプトスピラ症に関連する危険因子を明らかにし、ヒトレプトスピラ症に対する危険性
の予測変数を探ることを目的としたものである。コロンビア北部のコルドバ県にて、レプトスピラ症が疑わ
れた患者339人を対象に、非確率サンプリングによる縦断的前向き記述研究を実施した。疫学的及び環
境的変数に関する調査を行い、社会的及び環境的危険因子を決定した。急性レプトスピラ症の症例は
19.8%(67/339)であり、血清有病率は27.1%(92/339)であった。危険因子として、若年(10~19歳)、ブ
タの所有、湖やダム等での水浴び等、発症30日前の洪水、平均気温28℃が同定された。これらの因子
は急性レプトスピラ症のヒト症例の予測因子でもあり、この流行地域における疫学サーベイランスのた
めに考慮すべき、環境及び公衆衛生関連情報を提供するものである。
240298
Emerging Microbes &
レンサ球菌感染 Infections.
13(2024)2352435
ブタレンサ球菌(Streptococcus suis )はブタの主要な細菌性病原体であり、人獣共通感染症の新興病
原体でもある。異なるS. suis の血清型は、集団構造や病原性において多様な特徴を示す。近年のサー
ベイランスデータからは、血清型4(SS4)株の重要性が浮き彫りになったが、SS4株に関する情報はまだ
限られている。本研究では、敗血症患者から分離された1株を含む8カ国126株を用いて、SS4株の集団
構造、病原性、抗菌特性について検討した。結果、SS4株は明確な集団構造を示した。61.90%(78/126
株)がミニマムコアゲノム(MCG)グループ1及び3に分類され、特にクローン複合体(CC)17株、CC94株、
CC839株がヒト及びブタに病原性を示した。またSS4株は多剤耐性であり、プロファージが抗生物質耐性
遺伝子の伝播に重要であることが示された。本研究は、SS4株に関する理解を深め、この血清型のサー
ベイランスと予防のための貴重な情報を提供するものである。
240298
9 レプトスピラ症
10
概要
コロナウイルス(CoV)はブタを含む多くの哺乳類で循環しており、最近の研究ではブタコロナウイルス
(SCoV)がヒト集団に伝播している可能性が示唆されている。本研究では、新型CoVの流行と波及の可
能性をさらに理解するために、ベトナム北部の養豚労働者におけるCoVを調査した。2019年6月から
2020年5月にかけて、ベトナム北部の5つの養豚場の養豚労働省401人から鼻洗浄液を採取した。CoV
陽性であった検体は他のCoVとの配列類似性を評価し、ヒトCoV 229E株と密接な同一性が示された。そ
の他の検体ではCoV陽性は認められなかったが、本研究における229Eの低い有病率(~1%の有病率)
は、ベトナムの成人集団で実施された限られた研究において、他の季節性CoVについて報告された有
病率の範囲内である。養豚労働者を1年間にわたって前向きに調査したが、SCoVの伝播は検出されな
かった。本研究における農場ではバイオセキュリティプロトコルが強化されているため、養豚労働省やブ
タ間でインフルエンザやCoVの有病率が低い可能性があることが示唆された。新型CoVがヒトに伝播す
る脅威をさらに理解するためには、より大規模な家畜労働者とその家畜を対象とした研究が必要であ
る。
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