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【資料2】被用者保険における予防・健康づくりの推進について (9 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_56697.html |
出典情報 | 社会保障審議会 医療保険部会(第193回 4/3)《厚生労働省》 |
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今後のデータヘルス計画等を通じた予防・健康づくりの方向性
⚫ 保険者は、加入者の立場に立って健康の保持増進を図り、病気の予防や早期回復を図る役割が期待されている。
生活習慣病の増加等、疾病構造が変化する中で、予防・健康づくりを推進することは、社会的決定要因による
健康格差を是正し、加入者一人ひとりの人生の質を向上させる観点から、きわめて重要である。
⚫ また、労働力人口が減少し、各産業分野において生産性向上が求められる中、事業主と保険者が連携して従業
員の健康を支えることは、企業の新たな社会的価値となるものと考えられる。
⚫ 保険者が加入者の特性に応じたきめ細かい保健事業を事業主の協力を得て実施できるよう、引き続き、データ
ヘルス計画を中心とした環境を整備していく。
⚫ 特に近年、メンタルヘルス対策や、性差に応じた健康支援やプレコンセプションケア、ロコモ対策など、社会
背景の多様化に伴い、予防・健康づくりの対象は拡大している。また、デジタル活用を推進し、データに基づ
く定量的な取組の評価・改善を行っていくことが求められる。
⚫ 後期高齢者支援金の加算・減算制度については、特定健診・特定保健指導の実施率向上に始まり、多様化する
健康課題に対応するため、評価指標を拡充する等、段階的に制度を成熟させてきた。一方、限られた人員・予
算のリソースの中で、保険者の取組を後押しする制度設計となっているか、検証していく必要がある。
⚫ 加入者の健康課題に応じた保健事業を実施する保険者が評価される仕組みとすべく、また、保険者間の競争よ
り協力を通じて全体の水準向上を図ることを目指し、インセンティブ設計の在り方や評価手法について、保険
者や事業主等の意見を聴きながら、見直しの検討を進めていく。
⚫ 特に、非金銭的なインセンティブ設計については、保険者の新たな価値を推進するものとして有用と考えられ、
具体的な制度化を進める。
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⚫ 保険者は、加入者の立場に立って健康の保持増進を図り、病気の予防や早期回復を図る役割が期待されている。
生活習慣病の増加等、疾病構造が変化する中で、予防・健康づくりを推進することは、社会的決定要因による
健康格差を是正し、加入者一人ひとりの人生の質を向上させる観点から、きわめて重要である。
⚫ また、労働力人口が減少し、各産業分野において生産性向上が求められる中、事業主と保険者が連携して従業
員の健康を支えることは、企業の新たな社会的価値となるものと考えられる。
⚫ 保険者が加入者の特性に応じたきめ細かい保健事業を事業主の協力を得て実施できるよう、引き続き、データ
ヘルス計画を中心とした環境を整備していく。
⚫ 特に近年、メンタルヘルス対策や、性差に応じた健康支援やプレコンセプションケア、ロコモ対策など、社会
背景の多様化に伴い、予防・健康づくりの対象は拡大している。また、デジタル活用を推進し、データに基づ
く定量的な取組の評価・改善を行っていくことが求められる。
⚫ 後期高齢者支援金の加算・減算制度については、特定健診・特定保健指導の実施率向上に始まり、多様化する
健康課題に対応するため、評価指標を拡充する等、段階的に制度を成熟させてきた。一方、限られた人員・予
算のリソースの中で、保険者の取組を後押しする制度設計となっているか、検証していく必要がある。
⚫ 加入者の健康課題に応じた保健事業を実施する保険者が評価される仕組みとすべく、また、保険者間の競争よ
り協力を通じて全体の水準向上を図ることを目指し、インセンティブ設計の在り方や評価手法について、保険
者や事業主等の意見を聴きながら、見直しの検討を進めていく。
⚫ 特に、非金銭的なインセンティブ設計については、保険者の新たな価値を推進するものとして有用と考えられ、
具体的な制度化を進める。
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