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資料3-3 西浦先生提出資料 (126 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00333.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第80回 4/13)《厚生労働省》
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オミクロン様イベント(続き)
モデル:以下の3つを考える
(1)Basal genetic diversityからの分岐が、時刻に独立なオミクロン様イベントのハ
ザードで生じると仮定する場合
(2)同分岐が、時刻に依存する未知のメカニズムで生じると仮定する場合(Weibull)
(3)同分岐は感染イベントの数に比例して(線形に)発生しやすくなると考えられ、オミク
ロン様イベントのハザードが世界の新規発生患者数(Our world in Data)に比例すると
仮定する場合
推定式
ある月tにおける、オミクロン様イベントの発生率(ハザード)を λ𝑡 とする:
𝑞−1

𝑞+𝑤

𝐿 = λ𝑞 ෑ(1 − λ𝑠 ) ෑ (1 − λ𝑢 )
𝑠=1

𝑢=𝑞+1

ただし、q=23、w=5とする
モデル1
モデル2
モデル3

λ𝑡 = λ
λ𝑡 = λ𝑚−1
λ𝑡 = 𝑘𝑐(𝑡)

ここでc(t)は月tの新規患者数(月あたり総数)、kは定数である

※ここでEmergence eventは発生リスクそのものを指すものとする。Selectionに伴
う置き換え等を問題としないことに注意を要する。
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