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(参考資料3)「精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築に係る検討会」報告書 (8 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25241.html |
出典情報 | 地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会(第9回 3/16)《厚生労働省》 |
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精神障害にも対応した地域包括ケアシステム構築に係る各機関の役割の整理
○
精神障害にも対応した地域包括ケアシステムは、地域共生社会の実現に向かっていく上では、欠かせないものであり、精神障害の有無
や程度にかかわらず、誰もが安心して自分らしく暮らすことができるよう、重層的な連携による支援体制を構築することが適当。
○ 構築に際しては、精神障害者や精神保健(メンタルヘルス)上の課題を抱えた者等の日常生活圏域を基本として、市町村などの基礎自
治体を基盤として進める必要がある。また、精神保健福祉センター及び保健所は市町村との協働により精神障害者等のニーズや地域の課
題を把握した上で、障害保健福祉圏域等の単位で精神保健医療福祉に関する重層的な連携による支援体制を構築することが重要。
※ 必要に応じて支援
※ 支援の必要性等は精神保健
福祉センターが把握
支援体制構築推進
の支援
保健所
市町村
福祉所管部局
保健センター
医療・保健
基幹相談支援センター
地域生活支援拠点等
医療に関する事項の調整・対応
(医療機関との連携含む) 等
個別支援での協働 等
・相談支援
・障害福祉サービス等の提供
等
・ピアサポート ・普及啓発
・地域活動 等
自治会
○
【日常生活圏域】
福祉・精神保健に
関する
基盤整備等
B市町村
市町村
福祉所管部局
医療機関
保健センター
・医療(入院、外来、訪問診療、往
診、精神科デイ・ケア等)の提供
・身体合併症への対応
・訪問看護 等
本人
社会参加・地域の助け合い・教育
訪問看護事業所
【障害保健福祉圏域等】
医療・保健
福祉
・医療(入院、外来、訪問診療、往
診、精神科デイ・ケア等)の提供
・身体合併症への対応
・訪問看護 等
本人
高い専門性を要する精神障害者等の支援 等
地域診断等の支援(精神保健福祉資料・ReMHRADの分析)、
人材育成・研修 等
【都道府県】
※ 必要に応じて支援
※ 支援の必要性等は保健所が把握
重層的な連携による
A市町村
支援体制構築推進
医療機関
精神保健福祉センター
基幹相談支援センター
地域生活支援拠点等
福祉
・相談支援
・障害福祉サービス等の提供
等
社会参加・地域の助け合い・教育
障害福祉サービス等
事業所
ピアサポーター
訪問看護事業所
・ピアサポート ・普及啓発
・地域活動 等
自治会
障害福祉サービス等
事業所
ピアサポーター
精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築にあたっては、まずは既存の
社会資源を地域の実情に応じて活用するという視点が必要であり、自地域における
精神障害を有する方等の状況や社会資源の把握及び「見える化」を図り、保健・医
療・福祉関係者等による協議の場(以下「協議の場」とする。)で協議をしていく
ことが重要である。
○
協議の場は、保健、医療、障害福祉の視点を持った上で、「個別支援の検討」、
「支援体制の整備」、「地域基盤の整備」を軸に、精神障害にも対応した地域包括
ケアシステムの構築に向けた協議を行う場のことであり、様々な機能を発揮するこ
とが求められる。
○
具体的には、「個別支援の検討」では、個別の課題解決や地域課題の抽出、実務
者間の顔の見える関係の構築といった機能の発揮が期待される。
「支援体制の整備」では、合意形成等を通じたネットワーク強化、地域課題の解
決を図ることや人材育成を行う等の機能の発揮が期待される。
「地域基盤の整備」では、不足する資源に対して、必要に応じて新たに資源を開
発する等施策立案に係る機能の発揮が期待される。
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○
精神障害にも対応した地域包括ケアシステムは、地域共生社会の実現に向かっていく上では、欠かせないものであり、精神障害の有無
や程度にかかわらず、誰もが安心して自分らしく暮らすことができるよう、重層的な連携による支援体制を構築することが適当。
○ 構築に際しては、精神障害者や精神保健(メンタルヘルス)上の課題を抱えた者等の日常生活圏域を基本として、市町村などの基礎自
治体を基盤として進める必要がある。また、精神保健福祉センター及び保健所は市町村との協働により精神障害者等のニーズや地域の課
題を把握した上で、障害保健福祉圏域等の単位で精神保健医療福祉に関する重層的な連携による支援体制を構築することが重要。
※ 必要に応じて支援
※ 支援の必要性等は精神保健
福祉センターが把握
支援体制構築推進
の支援
保健所
市町村
福祉所管部局
保健センター
医療・保健
基幹相談支援センター
地域生活支援拠点等
医療に関する事項の調整・対応
(医療機関との連携含む) 等
個別支援での協働 等
・相談支援
・障害福祉サービス等の提供
等
・ピアサポート ・普及啓発
・地域活動 等
自治会
○
【日常生活圏域】
福祉・精神保健に
関する
基盤整備等
B市町村
市町村
福祉所管部局
医療機関
保健センター
・医療(入院、外来、訪問診療、往
診、精神科デイ・ケア等)の提供
・身体合併症への対応
・訪問看護 等
本人
社会参加・地域の助け合い・教育
訪問看護事業所
【障害保健福祉圏域等】
医療・保健
福祉
・医療(入院、外来、訪問診療、往
診、精神科デイ・ケア等)の提供
・身体合併症への対応
・訪問看護 等
本人
高い専門性を要する精神障害者等の支援 等
地域診断等の支援(精神保健福祉資料・ReMHRADの分析)、
人材育成・研修 等
【都道府県】
※ 必要に応じて支援
※ 支援の必要性等は保健所が把握
重層的な連携による
A市町村
支援体制構築推進
医療機関
精神保健福祉センター
基幹相談支援センター
地域生活支援拠点等
福祉
・相談支援
・障害福祉サービス等の提供
等
社会参加・地域の助け合い・教育
障害福祉サービス等
事業所
ピアサポーター
訪問看護事業所
・ピアサポート ・普及啓発
・地域活動 等
自治会
障害福祉サービス等
事業所
ピアサポーター
精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築にあたっては、まずは既存の
社会資源を地域の実情に応じて活用するという視点が必要であり、自地域における
精神障害を有する方等の状況や社会資源の把握及び「見える化」を図り、保健・医
療・福祉関係者等による協議の場(以下「協議の場」とする。)で協議をしていく
ことが重要である。
○
協議の場は、保健、医療、障害福祉の視点を持った上で、「個別支援の検討」、
「支援体制の整備」、「地域基盤の整備」を軸に、精神障害にも対応した地域包括
ケアシステムの構築に向けた協議を行う場のことであり、様々な機能を発揮するこ
とが求められる。
○
具体的には、「個別支援の検討」では、個別の課題解決や地域課題の抽出、実務
者間の顔の見える関係の構築といった機能の発揮が期待される。
「支援体制の整備」では、合意形成等を通じたネットワーク強化、地域課題の解
決を図ることや人材育成を行う等の機能の発揮が期待される。
「地域基盤の整備」では、不足する資源に対して、必要に応じて新たに資源を開
発する等施策立案に係る機能の発揮が期待される。
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