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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (5 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1021633.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(第88回 5/26)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ


② #7119 における
発熱等相談件数

5 月 26 日 第 88 回モニタリング会議のコメント
#7119 の増加は、感染拡大の予兆の指標の1つとしてモニタリングしてきた。都が令和 2 年 10 月 30 日に発
熱相談センターを設置した後は、その相談件数の推移と合わせて相談需要の指標として解析している。

(1) #7119 における発熱等相談件数の 7 日間平均は、前回の 62.6 件/日から、5 月 25 日時点で 59.7 件/日と横ば
いであった。
(2) 都の発熱相談センターにおける相談件数の 7 日間平均は、前回の 1,786 件/日から、5 月 25 日時点で約 1,575
件/日に減少した。
【コメント】
発熱等相談件数の 7 日間平均は高い値で推移している。引き続き#7119 と発熱相談センターの連携を強化し
ていく必要がある。
新規陽性者における接触歴等不明者数は、感染の広がりを反映する指標であるだけでなく、接触歴等不明な
新規陽性者が、陽性判明前に潜在するクラスターを形成している可能性があるのでモニタリングを行っている。

③-1

③ 新規陽性者にお
ける接触歴等不明
者数・増加比

(1) 接触歴等不明者数は、7 日間平均で前回の約 2,290 人/日から、5 月 25 日時点で約 2,019 人/日に減少した。
(2) 今週の接触歴等不明者数の合計は 14,529 人で、年代別の人数は、10 代以下が 3,840 人と最も多く、次いで
20 代 3,661 人、30 代 2,683 人の順である。
【コメント】
接触歴等不明者数は、依然として高い値で推移している。接触歴等不明者の周囲には陽性者が潜在している
ことに注意が必要である。

③-2

新規陽性者における接触歴等不明者の増加比が 100%を超えることは、感染拡大の指標となる。5 月 25 日時
点の増加比は、前回の約 97%から約 88%と、100%を下回って推移している。
【コメント】
感染経路が追えない第三者からの潜在的な感染を防ぐため、基本的な感染防止対策を常に徹底することが重
要である。

③-3

(1) 今週の新規陽性者に対する接触歴等不明者の割合は、前週の約 66%から約 61%となった。
(2) 今週の年代別の接触歴等不明者の割合は、20 代が約 77%と高い値となっている。
【コメント】
80 代以上を除く全ての世代で、接触歴等不明者の割合が 50%を超えている。特に 20 代では約 77%と、行動
-5-