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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (8 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1021633.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(第88回 5/26)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ

5 月 26 日 第 88 回モニタリング会議のコメント
合や、急変時には速やかに医療機関を受診する必要がある。


⑤ 救急医療の東京
ルールの適用件数
⑥-1

東京ルールの適用件数の 7 日間平均は、前回の 91.0 件/日から 5 月 25 日時点で 82.3 件/日となった。
【コメント】
ア)東京ルールの適用件数は、引き続き高い水準で推移しており、救急医療体制に未だ影響が残っている。
イ)救急車が患者を搬送するための現場到着から病院到着までの活動時間は、新型コロナウイルス感染症流行前
の水準と比べると、依然延伸したまま推移している。
(1) 入院患者数は、前回の 1,120 人から、5 月 25 日時点で 1,176 人となった。

(2) 新たに入院した患者は前週の 751 人から今週は 767 人と横ばいであった。また、入院率は 3.2%(767 人/今
週の新規陽性者 23,854 人)であった。
(3) 陽性者以外にも、陽性者と同様の感染防御対策と個室での管理が必要な疑い患者について、都内全域で約 164
人/日を受け入れている。
【コメント】
ア)入院患者数は、約 4 週間連続して減少した後、現在横ばいで推移している。今後の動向を注視する必要があ
る。
イ)新型コロナウイルス感染症のために確保した病床の使用率は、5 月 25 日時点で 16.2%(1,169 人/7,216 床)

⑥ 入院患者数

となった。
ウ)都は、新たな病床確保レベルを設定し、確保病床数はレベル 1 が 5,000 床、レベル 2 が 7,216 床とした。5 月
23 日以降、病床確保レベル 1 とするよう各医療機関に要請した。病床使用率や救急医療体制の状況などに応じ
て、通常医療とのバランスをとりながら、柔軟な病床運用を行う必要がある。
エ)入院調整本部への調整依頼件数は、5 月 25 日時点で 57 件となった。透析、介護を必要とする者や妊婦等、
入院調整が難航する事例も引き続き発生している。入院調整本部では、重症度別の入院調整班や、転退院、保
健所、往診等の支援班を設置し、中和抗体薬等の担当とも連携して対応している。
⑥-2

5 月 25 日時点で、入院患者の年代別割合は、80 代が最も多く全体の約 28%を占め、次いで 70 代が約 19%で
あった。
【コメント】
ア)入院患者数に占める 60 代以上の割合は、約 70%と引き続き高い値のまま推移しており、高齢者を受け入れ
-8-