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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (9 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1021633.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(第88回 5/26)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ

5 月 26 日 第 88 回モニタリング会議のコメント
ることが可能な病床の確保が必要である。
イ)都は、受入医療機関と意見交換会を実施し、MIST(東京都新型コロナウイルス感染者情報システム)の活用
による情報の共有化を進めている。

⑥-3

検査陽性者の全療養者数は、前回の 45,548 人から 5 月 25 日時点で 41,938 人と横ばいであった。内訳は、入院

⑥-4

患者 1,176 人(前回は 1,120 人)、宿泊療養者 1,771 人(同 2,129 人)、自宅療養者 23,952 人(同 23,411 人)、入
院・療養等調整中 15,039 人(同 18,888 人)であった。

⑥ 入院患者数

【コメント】
ア)全療養者に占める入院患者の割合は約 3%、宿泊療養者の割合は約 4%であった。自宅療養者と入院・療養
等調整中の感染者が約 93%と大多数を占めている。
イ)都は、32 か所(受入可能数 8,580 室)の宿泊療養施設を確保し、東京都医師会・東京都病院協会の協力を得
て運営している。
ウ)受診・検査が必要な方を迅速な診療・検査体制につなげるよう、都は、都内全ての診療・検査医療機関をホ
ームページで公表している。
東京都は、その時点で、人工呼吸器又は ECMO を使用している患者数を重症患者数とし、医療提供体
制の指標としてモニタリングしている。
東京都は、人工呼吸器又は ECMO による治療が可能な重症用病床を確保している。
重症用病床は、重症患者及び集中的な管理を行っている重症患者に準ずる患者(人工呼吸器又は ECMO
の治療が間もなく必要になる可能性が高い状態の患者、及び離脱後の不安定な状態の患者等)の一部 が
使用する病床である。
人工呼吸器又は ECMO を使用した患者の割合の算出方法:1 月 4 日から 5 月 23 日までの 20 週間に、新たに人工

⑦ 重症患者数

呼吸器又は ECMO を使用した患者数と、1 月 4 日から 5 月 16 日までの 19 週間の新規陽性者数をもとに、その割合
を計算(感染してから重症化するまでの期間を考慮し、新規陽性者数を 1 週間分減じて計算している。

⑦-1

(1) 重症患者数は、前回の 1 人から 5 月 25 日時点で 4 人と、低い値で推移している。また、重症患者のうち ECMO
を使用している患者は 1 人であった。
(2) 今週、新たに人工呼吸器を装着した患者は 5 人(前週は 2 人)、人工呼吸器から離脱した患者は 2 人(同 9
-9-