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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (7 ページ)
出典
公開元URL | https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1021633.html |
出典情報 | 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(第88回 5/26)《東京都》 |
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専門家によるモニタリングコメント・意見【医療提供体制】
モニタリング項目
別紙2
グラフ
5 月 26 日 第 88 回モニタリング会議のコメント
医 療 提
オミクロン株の特性に対応した医療提供体制の分析は以下のとおりである。
(1) オミクロン株の特性を踏まえた重症者用病床使用率は、5 月 18 日時点の 2.2%(18 人/804 床)から、5 月 25
日時点で同じく 2.2%(18 人/804 床)と横ばいであった。
(2) 入院患者のうち酸素投与が必要な方の割合は、5 月 18 日時点の 20.8%から、5 月 25 日時点で 11.9%に低下
した。
(3) 新型コロナウイルス感染症のために確保した病床使用率は、5 月 18 日時点の 15.3%(1,105 人/7,229 床)か
ら、5 月 25 日時点で 16.2%(1,169 人/7,216 床)となった。
(4) 救命救急センター内の重症者用病床使用率は、5 月 18 日時点の 73.0%(457 人/626 床)から、5 月 25 日時
点で 74.6%(468 人/627 床)となった。
(5) 救急医療の東京ルールの適用件数については、82.3 件/日と、引き続き高い水準で推移している。
供 体 制
の 分 析
( オ ミ
ク ロ ン
株対応)
PCR 検査・抗原検査(以下「PCR 検査等」という。)の陽性率は、検査体制の指標としてモニタリングしてい
る。迅速かつ広く PCR 検査等を実施することは、感染拡大防止と重症化予防の双方に効果的と考える。
濃厚接触者で、医師の判断により検査を行わずに、臨床症状で陽性と診断された患者 24 人は、陽性率の計算
に含まれていない。
④
④ 検査の陽性率
(PCR・抗原)
7 日間平均の PCR 検査等の陽性率は、前回の 18.3%から 5 月 25 日時点で 17.0%となった。また、7 日間平均
の PCR 検査等の人数は、前回の約 11,801 人/日から、5 月 25 日時点で約 11,603 人/日と横ばいであった。
【コメント】
ア)陽性率は、5 月 25 日時点で 17.0%と、高い値で推移している。無症状や軽症で検査未実施の感染者が多数潜
在している状況が危惧される。都では、感染リスクが高い環境にある場合など、感染不安を感じる無症状の都
民の方を対象にした無料検査を実施している。
イ)今後、水際対策が段階的に緩和される方向が示され、海外から新たな変異ウイルスが都内に持ち込まれるこ
とに備え、検査体制を強化し、変異株に感染した患者の動向を注意深く監視することが求められる。
ウ)自分自身に濃厚接触者の可能性がある場合や、ワクチン接種済みであっても発熱や咳、痰、倦怠感等の症状
がある場合は、かかりつけ医、発熱相談センター又は診療・検査医療機関に電話相談し、特に、症状が重い場
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モニタリング項目
別紙2
グラフ
5 月 26 日 第 88 回モニタリング会議のコメント
医 療 提
オミクロン株の特性に対応した医療提供体制の分析は以下のとおりである。
(1) オミクロン株の特性を踏まえた重症者用病床使用率は、5 月 18 日時点の 2.2%(18 人/804 床)から、5 月 25
日時点で同じく 2.2%(18 人/804 床)と横ばいであった。
(2) 入院患者のうち酸素投与が必要な方の割合は、5 月 18 日時点の 20.8%から、5 月 25 日時点で 11.9%に低下
した。
(3) 新型コロナウイルス感染症のために確保した病床使用率は、5 月 18 日時点の 15.3%(1,105 人/7,229 床)か
ら、5 月 25 日時点で 16.2%(1,169 人/7,216 床)となった。
(4) 救命救急センター内の重症者用病床使用率は、5 月 18 日時点の 73.0%(457 人/626 床)から、5 月 25 日時
点で 74.6%(468 人/627 床)となった。
(5) 救急医療の東京ルールの適用件数については、82.3 件/日と、引き続き高い水準で推移している。
供 体 制
の 分 析
( オ ミ
ク ロ ン
株対応)
PCR 検査・抗原検査(以下「PCR 検査等」という。)の陽性率は、検査体制の指標としてモニタリングしてい
る。迅速かつ広く PCR 検査等を実施することは、感染拡大防止と重症化予防の双方に効果的と考える。
濃厚接触者で、医師の判断により検査を行わずに、臨床症状で陽性と診断された患者 24 人は、陽性率の計算
に含まれていない。
④
④ 検査の陽性率
(PCR・抗原)
7 日間平均の PCR 検査等の陽性率は、前回の 18.3%から 5 月 25 日時点で 17.0%となった。また、7 日間平均
の PCR 検査等の人数は、前回の約 11,801 人/日から、5 月 25 日時点で約 11,603 人/日と横ばいであった。
【コメント】
ア)陽性率は、5 月 25 日時点で 17.0%と、高い値で推移している。無症状や軽症で検査未実施の感染者が多数潜
在している状況が危惧される。都では、感染リスクが高い環境にある場合など、感染不安を感じる無症状の都
民の方を対象にした無料検査を実施している。
イ)今後、水際対策が段階的に緩和される方向が示され、海外から新たな変異ウイルスが都内に持ち込まれるこ
とに備え、検査体制を強化し、変異株に感染した患者の動向を注意深く監視することが求められる。
ウ)自分自身に濃厚接触者の可能性がある場合や、ワクチン接種済みであっても発熱や咳、痰、倦怠感等の症状
がある場合は、かかりつけ医、発熱相談センター又は診療・検査医療機関に電話相談し、特に、症状が重い場
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