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資料1 質問項目の見直しの方向性(案) (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25962.html
出典情報 第4期特定健診・特定保健指導の見直しに関する検討会 健康増進に係る科学的な知見を踏まえた技術的事項に関するワーキング・グループ(第2回 5/31)《厚生労働省》
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見直しの方向性(案)ー③保健指導に関する質問項目についてー
見直しの方向性(案)




標準的な質問票の質問項目は、国民健康・栄養調査や労働安全衛生法における質問を踏まえて設定されたものである。
科学的エビデンスに基づき検討することを原則とし、継続性の観点もふまえて検討を行ってはどうか。
(参考:標準的な健診・保健指導プログラム、第1回技術的事項WG資料3-1)



なお、医療機関への受診の必要性等も含めて判断が必要な症状に関する問診については、責任の所在を明確化する必要
性があり、特定健診では医師の問診が必須であることから、問診の場で確認することが適切ではないか。

案1.以下のように保健指導の受診歴を確認する質問項目について
●生活習慣の改善について、これまでに特定保健指導を受けたことがありますか。
①ない(特定保健指導対象者になったことがない)②ない(特定保健指導対象者になったことがあるが、指導をうけたこと
はない)③1回ある ④2回以上ある
○本質問を採用することのメリット
・過去の特定保健指導の受診歴を確認できることにより、対応の方法を考慮できるとともに、データヘルスの観点から分析に有効である。
・保険者間の移動があっても受診歴を把握できる。
・保健指導に関する質問項目数を維持できる。
○本質問を採用することのデメリット
・特になし。

案2.以下のように食塩摂取に関する質問項目について
●食塩(塩分)の多い食品や味付けの濃い料理を控えていますか

①はい ②いいえ

○本質問を採用することのメリット
・食塩の摂取は高血圧の最大のリスク因子であり、食塩摂取に係る質問項目を入れることは、高血圧予防の観点から有用ではないか。
○本質問を採用することのデメリット
・1つの問では、食塩の摂取量を推測するのは困難であり、現時点で明確なエビデンスが示された食塩摂取に関する質問項目は存在しない。
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