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入-1参考2 (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000183658_00028.html
出典情報 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和3年度第6回 8/27)《厚生労働省》
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令和2年度診療報酬改定 Ⅲ-1 医療機能や患者の状態に応じた入院医療の評価 -㉒

DPC/PDPSの安定的な運用に係る今後の課題
〇 急性期の医療の標準化を進める観点や、粗診粗療の可能性のある病院があるという指摘等を踏ま
え、平均から外れて医療資源投入量が少ない場合や、在院日数が長い場合等の診療実態について分
析・検討を行った。
〇 DPC/PDPSの安定的な運用のため、病院ごとの診療実態を把握するとともに、医療資源投入量など
の指標とその活用方法について引き続き検討する。

<分析・検討の概要>

<対応や今後の方向性>

急性期の医療の標準化に向けた検討

各病院における自身の診療状況の把握

○ 病院別の医療資源投入量や在院日数は、一定の
幅は存在するものの平均に収れんすることが望まし
いが、DPC対象病院の診療実態を分析したところ、
ばらつきが見られた。
○ また、転棟した症例や比較的医療資源投入量の少
なくて済む症例の割合と、医療資源投入量との関係
が認められた。

○ 次の指標について、DPC対象病院全体の分布にお
ける位置を各病院に連絡し、その後の当該指標の
変化について分析する。

粗診粗療の可能性のある病院の検討

診療実態の状況や具体的原因の調査

○ DPC対象病院の診療実態について分析する中で、
必要な医療が十分に提供されていない、また、急性
期医療が適切な病棟で実施されていない病院の存
在が指摘された。

○ 医療資源投入量が少なく、「手術なし」かつ「手術・
処置等1なし」の症例が占める割合が高い病院や、
在院日数が短く、自院他病棟への転棟割合が高い
病院について、書面調査や個別のヒアリングを行う。
○ 医療資源投入量が多い又は在院日数が長い病院
についても引き続き評価・分析を行う。

・医療資源投入量
・在院日数
・転棟した症例の占める割合
・「手術なし」かつ「手術・処置等1なし」の占める割合

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