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【資料3】厚生労働省提出資料(分野個表) (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26202.html
出典情報 革新的医薬品・医療機器創出のための官民対話(第5回 6/14)《厚生労働省》
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研究開発データ基盤等の整備に向けた取組①
目指す姿と解決すべき課題




医療情報が医療分野の研究開発につながることで、疾病メカニズムの解明や新たな医薬品等の開発やヘルスケアサービスの充
実が実現され、国民一人ひとりが受けられる医療等の質が向上する。
医療情報の収集を個々の企業ですべて行うことは困難であり、国による環境整備が必要。





とくに、遺伝子レベルの研究に基づく個別化医療が今後の革新的医薬品の主戦場となるところ、ゲノム情報の収集・解析を
通じて、がんや難病患者等により良い医療を提供することが求められる。
また、信頼性のあるリアルワールドデータを創薬等へ利活用する上で、疾患別に整備されたレジストリは重要。

医療情報を医療分野の研究開発につなげるには、制度的に、個人情報の保護の観点を前提とした、効率的な提供環境が必要。
対応の方向性

<データ基盤の充実>


「全ゲノム解析等実行計画」の着実な実行を通じたゲノム情報の収集・解析
• がん・難病に関して、先行解析での検討を踏まえ、令和4年度から新規症例を対象に本格解析を実施。
• 詳細な経時的臨床情報の収集や、全ゲノム解析と併せたマルチオミックス解析の実施といった戦略的データ蓄積を実施。

• 蓄積データを用いた研究・創薬等を推進するため、アカデミアや産業によるフォーラムの構築や、事業実施組織によるデータ
利活用のための基盤の構築等、必要な体制を整備。


AMEDの研究開発データ活用のための連携基盤(CANNDs(※))の構築

※AMEDデータ利活用プラットフォーム

• 利用者目線に立った使いやすくわかりやすい手続きやインターフェース(I/F)を整備、ワンストップサービスを提供。
• 早期のデータ活用が期待されるゲノム分野で、 個人情報保護やセキュリティ確保に留意した5拠点(※※)間の連携を実現。
※※

東京大学医科学研究所、東北メディカルメガバンク、国立遺伝学研究所、国立がん研究センター、国立国際医療研究センター

• ゲノム以外のデータに関する上記5拠点以外からの収載・連携も視野に、構築当初から拡張性の高い基盤・運営体制を設計。

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