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参考資料3_第1回検討会資料「関係者が保有している情報」 (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23451.html
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医療機関が所有している情報
⚫ 医療機関は、病院・診療所の規模、運営体制、電子化状況等の違いにより、データの保管管理の方法(電子管理・紙媒体)、
導入システム種類やその範囲(薬剤部のみの院内物流、病棟の実在庫までの管理等)が異なり、様々な運用形態がある。
⚫ 接種実績や院内の在庫量の情報を集計する場合、運用形態の多様性を踏まえると多くの課題を解決する必要がある。
概要(医療機関規模等による差異が大きいため留意が必要、下記はシステム導入している中~大規模病院の例を元に記載)
自施設管理
している主な
データ







医薬品購
買・使用・
在庫管理
に関する
データ

取引先卸売販売業者リスト 〔更新頻度:随時(追加・削除・更新があった際)〕
<卸売販売業者のマスタデータ>電子発注の場合はシステムで設定されているコードを利用。
卸売販売業者への発注、入荷量 〔更新頻度:日次〕
<商品コード・マスタデータ>使用しているSPDシステムにより異なる。(GTINコード等)
<管理単位>包装(バイアル)単位
入荷量、使用量、廃棄量、返品量、在庫量(商品別の数量) 〔更新頻度:日次〕(注1)
<商品コードやマスタデータ>使用しているSPDシステムにより異なる。(GTINコード等)
<管理単位>包装(バイアル)単位
<管理情報>ワクチン種別、規格、ロット番号
(注1)医療機関の導入システムにより、
把握できる範囲や精度、更新頻度は異なる。
※診療所の場合、紙の帳票等で管理し、コードを利用していないことも多い。

接種に関す
るデータ

接種実績データ(接種日、投与患者の氏名、住所、製品名、製品のロット番号・記号) 〔更新頻度:実施都度〕
<管理の方法>電子カルテ、紙媒体のカルテ等
<商品コード・マスタデータ>医薬品HOTコード等(電子カルテ利用の場合)
(紙カルテ利用の場合は、カルテに記録、予診票をカルテに挟み込み等)

外部から入手して管理して
いる主なデータ



外部に提供している主な
データ

接種費用の請求を行うために、紙媒体の予診票を市町村に提出。(データ化された情報ではない自治体が多い)

標準化・データクリーニングの状況

ワクチンの管理 :施設により導入システムやシステムでの管理範囲が異なり、標準化が進んでいない。
接種実績の管理:電子カルテ利用の場合でも、入力欄、入力様式等、統一されていない。
出典:関係者ヒアリング情報に基づき作成

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