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(資料2)これまでの検討の経緯 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15415.html
出典情報 医師の働き方改革を進めるためのタスク・シフト/シェアの推進に関する検討会(第7回 12/11)《厚生労働省》
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タスク・シフト/シェアの具体的な普及・推進策
○ タスクシフト/シェアの普及・推進について、医療機関における取組を促進するため、医師の働き方改革の推進に関する検討会において検討されている
医師労働時間短縮計画や評価機能による評価の枠組みにタスクシフト/シェアを推奨する業務や、その考え方を加味する。
〇 評価結果を医療勤務環境改善支援センターへ報告し、他の医療機関に対する助言に活用することで、地域全体でのタスクシフト/シェア推進の好循環が
期待できる。
〇 厚生労働省において、タスクシフト可能な業務範囲の明確化を行うとともに、参考となるタスクシフト/シェア推進の好事例について、そのプロセスや
費用対効果も含めた収集・分析を行い、周知を図る。

医療機関

評価機能(法律に基づき全国で1カ所を指定することを想定)

医師労働時間短縮計画の策定
◯ 意識改革・啓発
◆ 管理者マネジメント研修
◆ 医師全体に対する説明会
◆ 各部門責任者に対する研修
◆ 全職員の意識改革に関する研修

評価
労働時間短縮に向けた取組・
労務管理状況について評価

◯ 技術の習得・向上
◆ タスク・シフト/シェアに係る研修
◆ シフト/シェア後の事故報告等の安全確保を目的と
した改善のための方策を講ずる
◯ 余力の確保
◆ ICT導入等による業務全体の縮減
◆ 現行担当している職種からその他の職種への
タスク・シフト/シェアの推進
◆ 一連の業務の効率化と現行担当職種の見直し




◯ 医師の労働時間の実績と労働時間短縮に向けた
取組の評価
◆ 検討会で示されたタスク・シフト/シェア
項目への取組状況を評価
◯ 評価結果の公表にあわせて、医療機関の同意を得てタス
ク・シフト/シェア好事例の具体的取組内容も公表

タスク・シフト/シェアの取組
に関する好事例を報告
(好事例の収集)
【タスク・シフト/シェアの取組に関する好事例】
他の医療機関の模範となる取組が行われるなど、医師の労働時間
短縮に向けた医療機関内の取組が十分に行われており、医師の労
働時間短縮が進んでいる事例。

医療勤務環境改善支援センター(全国47カ所)
◯ 評価機能の評価のプロセスで得られた好事例を蓄積
好事例を活用し、助言

勤務環境改善の助言
厚生労働省

◯ 医療機関に行う勤務環境改善の助言等に蓄積されたタスク・
シフト/シェア好事例を活用

◯ 実施可能な業務範囲の明確化・通知の発出
◯ タスク・シフト/シェア推進のプロセスについて
好事例を収集・分析し、周知
◯ 臨床研修アンケートを用いた、タスク・シフト/シェアの
進捗状況の定点評価
◯ 必要な取り組みを進めるための財政的支援

※ 医師に対して時間外労働の上限規制が適用される2024年4月に向けた
医師の労働時間短縮の取り組み。
※ 2024年以降も労働時間の削減が必要であることから、2035年度末を目
標に引き続き検討。

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