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医療従事者の需給に関する検討会 看護職員需給分科会 中間とりまとめ(概要版) (9 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_07927.html |
出典情報 | 医療従事者の需給に関する検討会 看護職員需給分科会 中間とりまとめ(11/18)《厚生労働省》 |
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医療従事者の需給に関する検討会 看護職員需給分科会 中間とりまとめ(概要版)
看護職員確保対策の推進
新規養成・復職支援・定着促進
〇 新規養成において、人々の療養の場が多様化し地域包括ケアが推進されるなかで、病院以外にも在宅医療や介護保険サービス等、さまざま
な場面で看護のニーズが拡大しており、地域における看護の理解を深めるための教育や実習の強化、新規養成時からの多様なキャリアデザイ
ンに関する教育、支援を実施していくことが重要。
〇 復職支援において、資格管理・届出制度の改善とともに、ナースセンターの役割として、今後は離職者の再就業支援に限らず、休職者への復
職支援やプラチナ・ナースの就業支援等、人材養成・キャリア支援機関として、さらには在宅医療や介護保険サービス等の人材確保・定着に向
けた支援等に向け、その機能の拡充、強化を目指すことが望ましいと考えられる。
〇 定着促進において、短時間正職員制度など多様な働き方の導入、夜勤従事者の負担軽減、医療現場におけるハラスメントへの対応など、す
べての看護職員が安心して働き続けられる職場環境の整備を進めていくことが非常に重要である。その際、個々のスタッフの多様な働き方に対
応した業務の効率化やタスクシフト等を効果的に進めていくため、現場の看護管理者が果たす役割が重要であり、看護管理者のマネジメント能
力向上と負担軽減を図る支援が必要である。また、医師から看護職員へのタスク・シフティングやタスクシェアリングを進められており、看護職員
がより専門性を発揮できるよう、専門職支援人材としての看護補助者の活用促進が重要である。
〇 具体的施策は以下のとおり。
【新規養成】
・ 学生時代から地域のなかでさまざまな施設において職場体験が可能となるようなインターンシップなどの支援
・ 多様なキャリアパスについて、学生や教員の理解を深めるため、平成29年度の「看護職員の多様なキャリアパス周知事業」により厚生労働
省ホームページ内に作成した「看護職のキャリアと働き方支援サイト」や、中央ナースセンターが運営する「看護職の多様なキャリアと働き方
応援サイト ナースストリート」の周知、活用の促進 等
【復職支援】
・ ナースセンター・ハローワーク連携事業による看護職員確保の更なる推進に向けた、都道府県労働局及びハローワーク、ナースセンターへの
好事例の周知
・ 相談の質を高めるため、ナースセンター相談員がキャリアコンサルティングの専門知識や技術を習得するための支援 等
【定着促進】
・ 医療勤務環境改善支援センターにおける医療機関への支援。労働時間・勤務環境改善等に関して得られた研究成果や方策等が、医療勤務
環境改善マネジメントシステムによるPDCAサイクルの実践に活かされる体制づくり等の促進
・ 交替制勤務の看護職員に適した勤務間インターバル制度など、労働時間・勤務環境改善に関する研究
・ 医療施設における暴力・ハラスメントの実態調査の実施と課題の明確化
・ 看護補助者との協働のあり方、活用、夜勤への対応などに関する看護管理者、看護職員への研修の推進 等
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看護職員確保対策の推進
新規養成・復職支援・定着促進
〇 新規養成において、人々の療養の場が多様化し地域包括ケアが推進されるなかで、病院以外にも在宅医療や介護保険サービス等、さまざま
な場面で看護のニーズが拡大しており、地域における看護の理解を深めるための教育や実習の強化、新規養成時からの多様なキャリアデザイ
ンに関する教育、支援を実施していくことが重要。
〇 復職支援において、資格管理・届出制度の改善とともに、ナースセンターの役割として、今後は離職者の再就業支援に限らず、休職者への復
職支援やプラチナ・ナースの就業支援等、人材養成・キャリア支援機関として、さらには在宅医療や介護保険サービス等の人材確保・定着に向
けた支援等に向け、その機能の拡充、強化を目指すことが望ましいと考えられる。
〇 定着促進において、短時間正職員制度など多様な働き方の導入、夜勤従事者の負担軽減、医療現場におけるハラスメントへの対応など、す
べての看護職員が安心して働き続けられる職場環境の整備を進めていくことが非常に重要である。その際、個々のスタッフの多様な働き方に対
応した業務の効率化やタスクシフト等を効果的に進めていくため、現場の看護管理者が果たす役割が重要であり、看護管理者のマネジメント能
力向上と負担軽減を図る支援が必要である。また、医師から看護職員へのタスク・シフティングやタスクシェアリングを進められており、看護職員
がより専門性を発揮できるよう、専門職支援人材としての看護補助者の活用促進が重要である。
〇 具体的施策は以下のとおり。
【新規養成】
・ 学生時代から地域のなかでさまざまな施設において職場体験が可能となるようなインターンシップなどの支援
・ 多様なキャリアパスについて、学生や教員の理解を深めるため、平成29年度の「看護職員の多様なキャリアパス周知事業」により厚生労働
省ホームページ内に作成した「看護職のキャリアと働き方支援サイト」や、中央ナースセンターが運営する「看護職の多様なキャリアと働き方
応援サイト ナースストリート」の周知、活用の促進 等
【復職支援】
・ ナースセンター・ハローワーク連携事業による看護職員確保の更なる推進に向けた、都道府県労働局及びハローワーク、ナースセンターへの
好事例の周知
・ 相談の質を高めるため、ナースセンター相談員がキャリアコンサルティングの専門知識や技術を習得するための支援 等
【定着促進】
・ 医療勤務環境改善支援センターにおける医療機関への支援。労働時間・勤務環境改善等に関して得られた研究成果や方策等が、医療勤務
環境改善マネジメントシステムによるPDCAサイクルの実践に活かされる体制づくり等の促進
・ 交替制勤務の看護職員に適した勤務間インターバル制度など、労働時間・勤務環境改善に関する研究
・ 医療施設における暴力・ハラスメントの実態調査の実施と課題の明確化
・ 看護補助者との協働のあり方、活用、夜勤への対応などに関する看護管理者、看護職員への研修の推進 等
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