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資料2 難病対策及び小児慢性特定疾病対策をめぐる最近の動向について (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26914.html
出典情報 厚生科学審議会難病対策委員会(第69回 7/27)社会保障審議会小児慢性特定疾患児への支援の在り方に関する専門委員会(第51回 7/27)(合同開催)《厚生労働省》
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全ゲノム解析の新規技術の研究(ex. ロングリード等の新手法の開発)

指定難病の診断基準等のアップデート(概要)
概要

 令和元年3月、第32回指定難病検討委員会(以下「委員会」という。)において、指定難病にかかる診
断基準等を最新の医学的知見を踏まえてアップデートすることとされた。
 研究班より診断基準等のアップデートの提案があった189疾病について、「疾患の概要」「診断基準」「
治療法」「用語の整理」等に関して、最新の医学的知見を踏まえたアップデート案を検討し、令和4年
5月、第49回委員会にて検討結果を取りまとめた。
 これらの診断基準等の具体的な内容については、「指定難病にかかる診断基準及び重症度分類等につい
て」(平成26年11月12日付け健発1112第1号厚生労働省健康局長通知)において示しており、臨床個
人調査票の見直しやシステム改修を行った上で、来年度改正する予定。
 指定難病の診断基準等は、難病医療に従事する医師のみならず、患者や家族が日常的に参照しているも
のであり、難病患者に対する医療等の質の向上につながることが期待される。
アップデートの具体例


疾患の概要

・全身性アミロイドーシスにおいて、専門用語をよりわかりやすくするために「末梢神経障害(手
足のしびれや麻痺)」と括弧書きを追記



診断基準

・サルコイドーシスの診断のカテゴリーに、新たに確立された類型「心臓限局性サルコイドーシ
ス」を記載

3 治療法

・重症筋無力症において、新たに承認された「抗補体(C5)モノクローナル抗体製剤エクリズマ
ブ(遺伝子組換え)点滴静注製剤」を記載



・日本学術会議の提言を受け「常染色体優性遺伝」を「常染色体顕性遺伝(優性遺伝)」として統
一的に記載

用語の整理

※ 上記のほか患者数や情報提供元(研究課題や研究代表者)の基本的情報についても最新の情報にアップデートされた。
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