図２: 患者還元が可能な情報及びその還元方法
１）研究・創薬等における成果に関する情報
• 医薬品開発による新規治療法等の提供（※１）

２）日常診療に導入できる情報
• 医学的意義が明確な情報の提供と、適応がある場合の診断・治療等の提供（※２）
• 医学的意義が解析時点では不明だったが、その後明確になった情報の提供と、
その際に適応がある場合の診断・治療等の提供（※３）

３）新たな個別化医療等に関する情報
• 臨床研究、治験等への参加機会の提供（※４）
（※１）本事業において蓄積されたデータを用いた研究・創薬等によって、新たに得られた成果に関する情報は、解析・データセンターの利用を推
進するために、適宜、産業界・アカデミアに周知する。また、一般化した情報についてはホームページなどで国民にも公開する。
（※２）（※３）いずれの場合においても、生殖細胞系列の遺伝子変異などの情報で、当該患者の健康に影響する可能性があるものは、患者の
希望に応じて、エキスパートパネルでの協議の上、遺伝カウンセリング等十分な配慮を行った上で、当該患者に還元する。
（※４）全ゲノム解析等の解析結果を用いた臨床研究、治験等への参加機会を多くの患者が得られるシステムを構築する。

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