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資料3-1_ [全ゲノム解析等実行計画2022(仮称)」(案)(概要) (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27458.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会全ゲノム解析等の推進に関する専門委員会(第11回 8/19)《厚生労働省》
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5.これまでの取組みを踏まえた基本方針
(2)対象症例数
がん・難病の全ゲノム解析については、令和元年から令和3年度にかけて約19,300症例(がん領域;約
13,800症例、難病領域;約5,500症例)の解析を行い、令和4年度には新たに同意を得た患者について約
4,500症例(がん領域;約2,000症例、難病領域;約2,500症例)の解析及び患者還元を予定している(※)。
(※) 10万ゲノム規模を目指した解析結果のほか、マルチ・オミックス(網羅的な生体分子についての情報)
解析の結果等を含む。
【がん領域】
前向きの新規患者を対象とした全ゲノム解析は、令和3年度に、3医療機関において600症例程度実施した
ところである。令和4年度以降は、がんゲノム医療中核拠点病院12施設及びがんゲノム医療拠点病院33施設
(令和4年1月現在)のうち、全ゲノム解析等の結果を適切に患者に還元するための必要な体制が整備されて
いると専門委員会が承認した医療機関において、当該解析を実施していくこととする。また、令和5年度以降
は、専門委員会が承認した医療機関との連携により、がんゲノム医療の診療体制を確保する医療機関の参加を
検討するなど、段階的に体制を整備する。
がん領域においては、令和3年度までの解析状況を踏まえ、令和4年度については、約2,000症例程度の解
析を行う。受診者数の変動なども含め、これまでの解析状況を踏まえた上で、令和5年度以降における具体的
解析数を検討する。
【難病領域】
難病領域においては、令和3年度までの解析状況を踏まえ、令和4年度については約2,500症例程度の解析
を行う。がん領域同様、これまでの解析状況を踏まえた上で、令和5年度以降における具体的解析数を検討す
る。

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