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資料3-3 西浦先生提出資料 (185 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第95回 8/18)《厚生労働省》
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全ての感染(初感染と再感染のいずれか)に由来
する死亡者数の人口に対する比率の推移:
【結果の読み方】
今後20年間の死亡者数の全人口に対する比率
(時間変化)を示す。
Aは免疫が終生持続する場合、Bは平均10年
持続する場合、Cは1年持続する場合、Dは短期
間(3カ月)持続する場合。
【解釈】
・全期間のうち、特にエピデミック期からミッドター
ムにかけて多数の死亡者数生が見込まれる

・イタリア、英国、南アフリカを比較しているが、こ
れら3国のうちで最も高齢者比率の多いイタリア
の死亡が目立ち、最も若い人口構造である南ア
フリカの死亡者数が最少である。
(その理由は、モデル上での違いから、年齢構造
の違いによる社会的接触構造と、人口学的な高
齢者比率の2点だと考えられる)
・Dのように、感染予防の免疫がごく短期間しか
持続しない場合、定常状態に向かった
PrevalenceはCの1年間の場合よりも高く、その
状態が長期間に渡って維持される。その中でも
常にイタリアの死亡リスクが他の2か国より高い。

Li RY, et al. Science Advances 2021; 7:eabf9040.

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