よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


「令和3年度使用者による障害者虐待の状況等」の取りまとめ結果 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000172598_00007.html
出典情報 「令和3年度使用者による障害者虐待の状況等」の結果を公表します(9/7)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

Press Release

報道関係者

令和4年9月7日(水)
【照会先】
雇用環境・均等局総務課 労働紛争処理業務室

長 清野 晃平
室長補佐 米村 祐規
(代表電話) 03(5253)1111(内線7738)
(直通電話) 03(3502)6679

各位

「令和3年度使用者による障害者虐待の状況等」の結果を公表します
~通報・届出、虐待が認められた事業所数は微減、障害者数は微増、
認められた虐待種別では「経済的虐待」が引き続き最多~
厚生労働省は、このたび、「令和3年度使用者による障害者虐待の状況等」を取りまと
めましたので、公表します。
都道府県労働局では、「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する
法律」(以下「障害者虐待防止法」という。)に基づき、都道府県などの地方公共団体と
連携し、障害者※1を雇用する事業主や職場の上司など、いわゆる「使用者」による障害者
への虐待の防止や、虐待が行われた場合の関係法令に基づく是正指導などに取り組んでい
ます。
厚生労働省では、今回の取りまとめ結果を受けて、引き続き、地方公共団体との緊密な
連携を図りながら、使用者による障害者虐待の防止のために取り組んでいきます。
【ポイント】


通報・届出のあった事業所数※2は、前年度と比べ3.7%減少し、1,230事業所。
通報・届出の対象となった障害者数は、前年度と比べ1.6%増加し、1,431人。
[参照:別添1 P3 1-(1)、(2)]



虐待が認められた事業所数※2 は、前年度と比べ2.2%減少し、392事業所。
虐待が認められた障害者数は、前年度と比べ0.8%増加し、502人。
[参照:別添1 P6 2-(1)、(2)]



認められた虐待の種別※3では、経済的虐待が420人(77.6%)と最も多く、
次いで心理的虐待が61人(11.3%)、身体的虐待が32人(5.9%)。
[参照:別添1 P7 2-(3)]

※1 障害者とは、「身体障害、知的障害、精神障害(発達障害含む)その他心身の機能の障害(以下「障
害」と総称する。)がある者であって、障害および社会的障壁により継続的に日常生活または社会生
活に相当な制限を受ける状態にあるもの」(障害者基本法第2条第1号)としており、障害者手帳を
取得していない場合も含まれる。
※2 事業所数は、通報・届出の時期、内容が異なる場合には、重複計上している。
※3 ひとりの被虐待者に複数の虐待が認められた場合は、重複計上している。
虐待の種別については、P2「虐待の定義」参照。
【別添資料】
別添1 令和3年度における使用者による障害者虐待の状況(P3~12)
別添2 令和3年度における使用者による障害者虐待の事例(P13~15)
参考1 障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律の概要(P16)
参考2 使用者による障害者虐待が行われた場合などの対応(P17)
- 1 -