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資料2-2 重篤副作用疾患別対応マニュアル 薬物性口内炎(案) (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000209243_00004.html
出典情報 重篤副作用総合対策検討会(第14回 9/15)《厚生労働省》
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薬物性口内炎
英語名:(Stomatitis medicamentosa)

A.患者の皆様へ
ここでご紹介している副作用は、まれなもので、必ず起こるものではありません。ただ、副作用
は気づかずに放置していると重くなり健康に影響を及ぼすことがあるので、早めに「気づいて」対
処することが大切です。そこで、より安全な治療を行う上でも、本マニュアルを参考に、患者さん
ご自身、またはご家族に副作用の黄色信号として「副作用の初期症状」があることを知っていた
だき、気づいたら医師、歯科医師あるいは薬剤師に連絡してください。

重篤な薬物性口内炎は、その多くが医薬品によるもの
と考えられています。抗菌薬、解熱消炎鎮痛薬や抗てん
かん薬などでみられ、また、総合感冒薬(かぜ薬)のような
市販の医薬品でもみられることがあります。何らかのお薬
を服用していて、「高熱(38℃以上)」、「目の充血」、「口の
中やくちびるのただれ」、「のどの痛み」、「皮ふが広い範
囲にわたり赤くなる」などの症状が認められた場合、放置
せずに、すみやかに医師、歯科医師あるいは薬剤師に連
絡してください。放置した場合、その症状が持続したり、急
激に悪くなったりします。

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