よむ、つかう、まなぶ。
資料3-4 ペマフィブラートの電子化された添付文書 (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28092.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和4年度第13回 9/27)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
Cmax、
AUC0-τ、
t1/2:平均値±標準偏差、
−:算出せず
a)リファンピシン反復投与前の本剤単独投与時に対するリファンピシン反復
投与後の本剤単独投与時のCmax及びAUC0-infの幾何平均値の比[90%信頼区
tmax:中央値
(最小値,最大値)
n=8
間]
食事の影響1)
(3)
健康成人男性(16例)に本剤0.1mgを単回経口投与したと
き、空腹時投与に対する食後投与のC max及びAUC 0-tの幾何
平均値の比[90%信頼区間]は、0.873[ 0.803,0.950]及び0.911
[0.863,0.961]
であった。
2.吸収3)
本剤の絶対バイオアベイラビリティは61.5%であった。
(外国人
データ)
3.血漿蛋白結合率4)
本剤のヒト血漿蛋白結合率は99%以上であった。
4.代謝3)4)
健康成人に14C-ペマフィブラートを単回経口投与したとき、
(1)
主な血漿中代謝物はベンジル位酸化体及びジカルボン酸体
のグルクロン酸抱合体とN -脱アルキル体の混合物であった。
(外国人データ)
ペ マ フ ィ ブ ラ ー ト は 、C Y P 2 C 8 、C Y P 2 C 9 、C Y P 3 A 4 、
(2)
CYP3A7、UGT1A1、UGT1A3及びUGT1A8の基質である
(in vitro)。
5.排泄3)4)
健康成人に14C-ペマフィブラートを単回経口投与したとき、
(1)
投与216時間後までの尿及び糞中へ投与放射能の14.53%及び
73.29%が排泄された。
(外国人データ)
ペマフィブラートは、P-gp、BCRP、OATP1A2、OATP1B1、
(2)
OATP1B3、
OCT2及びNTCPの基質である(in vitro)
。
6.薬物相互作用
シクロスポリン、リファンピシン、クロピドグレル、クラリス
(1)
ロマイシン、フルコナゾール、ジゴキシン、ワルファリンとの
併用5)
健康成人(外国人)に本剤と各種薬剤を併用投与したとき、薬
物動態パラメータ等への影響は次表のとおりであった。
表
b)AUC0-τ
c)3〜9日目はPT-INR(プロトロンビン時間の国際標準比)が1.2〜2.2になるよ
う投与量を調整し、10日目以降はPT-INRが1.2〜2.2になる維持用量を投与し
た。
※PT-INR及びPTのワルファリン単独反復投与時に対する本剤併用反復投与
時の最小二乗平均値の比[90%信頼区間]は、1.0196[0.9878,1.0514]
(n=19)及
び1.0191[0.9869,1.0512]
(n=19)
であった。
注)本剤の承認された用法・用量は、1回0.1mgを1日2回経口投与、最大1回0.2mg
を1日2回である。
(「用法・用量」の項参照)
HMG-CoA還元酵素阻害薬との併用6)
(2)
健康成人男性(外国人を含む)に本剤とHMG-CoA還元酵素阻
害薬を併用投与したとき、薬物動態パラメータへの影響は次
表のとおりであった。
表
人データを含む)
併用薬
シクロス
ポリン
併用薬
投与量
本剤
投与量
測定
対象
アトルバ
スタチン
600mg
単回
0.4mg
単回
本剤
600mg
単回
0.4mg
単回
本剤
9.4336
10.9009
[8.3626,10.6419]
[9.9154,11.9844]
n=20
n=17
300mg
単回
4日目
0.4mg
単回
4日目
1.4855
2.3728
本剤 [1.3915,1.5858][2.2473,2.5052]
n=20
n=20
0.4mg
単回
7日目
1.3415
2.0876
本剤 [1.2583,1.4302][1.9811,2.1998]
n=20
n=20
クラリスロ
マイシン
1,000mg/日
1日2回
8日間
0.4mg
単回
2.4246
2.0975
本剤 [2.1632,2.7174][1.9158,2.2964]
n=18
n=17
フルコナ
ゾール
400mg/日
1日1回
11日間
0.4mg
単回
1.4409
1.7891
本剤 [1.2899,1.6096][1.6638,1.9239]
n=19
n=17
測定
対象
幾何平均値の比[90%信頼区間]
(併用投与時/単独投与時)
Cmax
AUC0-τ
アトルバ
1.032
0.934
0.4mg/日 スタチン
[0.960,1.109] [0.851,1.024]
1日2回
(n=18)
7日間 o -ヒドロキシ
アトルバ
0.875
0.784
スタチン [0.826,0.927] [0.736,0.836]
(n=18)
シンバ
0.858
0.846
スタチン
[0.660,1.114] [0.722,0.992]
(n=19)
20mg/日
1日1回
7日間
0.4mg/日
1日2回
7日間
ピタバ
スタチン
4mg/日
1日1回
7日間
0.4mg/日
1日2回
7日間
プラバ
スタチン
20mg/日
1日1回
7日間
0.4mg/日
1日2回
7日間
フルバ
スタチン
60mg/日
1日1回
7日間
0.4mg/日
1日2回
7日間
20mg/日
1日1回
7日間
本剤
1.106
1.110
(外国人、
[1.048,1.167] [1.046,1.177]
n=24)
0.4mg/日
1日2回
ロスバ
7日間
スタチン
1.092
1.025
シンバ
スタチン
8.9644
13.9947
[7.5151,10.6931][12.6175,15.5223]
n=14
n=12
0.3792a)
0.2221a)
本剤 [0.3378,0.4257][0.2065,0.2389]
n=20
n=16
ロスバ
スタチン
シンバ
スタチンオー
0.626
0.405
プンアシド体 [0.541,0.725] [0.345,0.475]
(n=19)
本剤
1.061
1.122
(n=18) [0.970,1.160] [1.041,1.209]
ピタバ
1.011
1.036
スタチン
[0.973,1.050] [1.007,1.066]
(n=18)
本剤
1.058
1.057
(n=18) [0.964,1.162] [1.013,1.102]
プラバ
1.107
1.065
スタチン
[0.908,1.351] [0.922,1.231]
(n=18)
本剤
1.181
1.207
(n=18) [1.080,1.290] [1.144,1.274]
フルバ
0.989
1.151
スタチン
[0.790,1.239] [1.057,1.253]
(n=18)
(外国人、 [1.016,1.174] [0.964,1.091]
n=24)
0.5mg/日
1日2回
0.8mg/日
1.0325
0.9463b)
(1日目)、 1日2回
ジゴキシン
ジゴキシン[0.9511,1.1210][0.9090,0.9850]
0.25mg/日
6日間
n=19
n=19
1日1回 11〜16日目
16日間
5mg/日
0.4mg/日
1日1回
(1、
2日目)
、 1日2回
※
ワルファリン
維持用量c) 8日間
1日1回 14〜21日目
21日間
20mg/日
1日1回
7日間
AUC0-inf
リファン
ピシン 600mg/日
0.4mg
1日1回
単回
10日間
単独投与
単独投与
クロピドグ
75mg/日
レル
1日1回
5日間
5〜9日目
本剤
投与量
本剤
1.230
1.125
(n=18) [1.090,1.388] [0.997,1.270]
幾何平均値の比[90%信頼区間]
(併用投与時/単独投与時)
Cmax
併用薬
投与量
本剤
1.166
1.098
(n=18) [1.069,1.272] [1.016,1.187]
本剤と各薬剤を併用投与したときの薬物動態パラメータ等への影響(外
国人データ)
併用薬
本剤と各薬剤を併用投与したときの薬物動態パラメータへの影響(外国
7.脂肪肝患者及び肝硬変患者での薬物動態7)
脂肪肝患者及び肝硬変患者に、本剤0.2mgを単回経口投与した
ときの肝機能正常者に対する薬物動態パラメータの比は次表
のとおりであり、肝機能正常者群と比較して、脂肪肝患者群及
び肝硬変患者群では曝露の増加が認められた。
1.004
1.029b)
R-ワル
[0.972,1.037] [1.004,1.055]
ファリン
n=19
n=19
0.929
0.951b)
S-ワル
[0.889,0.970] [0.926,0.976]
ファリン
n=19
n=19
3
AUC0-τ、
t1/2:平均値±標準偏差、
−:算出せず
a)リファンピシン反復投与前の本剤単独投与時に対するリファンピシン反復
投与後の本剤単独投与時のCmax及びAUC0-infの幾何平均値の比[90%信頼区
tmax:中央値
(最小値,最大値)
n=8
間]
食事の影響1)
(3)
健康成人男性(16例)に本剤0.1mgを単回経口投与したと
き、空腹時投与に対する食後投与のC max及びAUC 0-tの幾何
平均値の比[90%信頼区間]は、0.873[ 0.803,0.950]及び0.911
[0.863,0.961]
であった。
2.吸収3)
本剤の絶対バイオアベイラビリティは61.5%であった。
(外国人
データ)
3.血漿蛋白結合率4)
本剤のヒト血漿蛋白結合率は99%以上であった。
4.代謝3)4)
健康成人に14C-ペマフィブラートを単回経口投与したとき、
(1)
主な血漿中代謝物はベンジル位酸化体及びジカルボン酸体
のグルクロン酸抱合体とN -脱アルキル体の混合物であった。
(外国人データ)
ペ マ フ ィ ブ ラ ー ト は 、C Y P 2 C 8 、C Y P 2 C 9 、C Y P 3 A 4 、
(2)
CYP3A7、UGT1A1、UGT1A3及びUGT1A8の基質である
(in vitro)。
5.排泄3)4)
健康成人に14C-ペマフィブラートを単回経口投与したとき、
(1)
投与216時間後までの尿及び糞中へ投与放射能の14.53%及び
73.29%が排泄された。
(外国人データ)
ペマフィブラートは、P-gp、BCRP、OATP1A2、OATP1B1、
(2)
OATP1B3、
OCT2及びNTCPの基質である(in vitro)
。
6.薬物相互作用
シクロスポリン、リファンピシン、クロピドグレル、クラリス
(1)
ロマイシン、フルコナゾール、ジゴキシン、ワルファリンとの
併用5)
健康成人(外国人)に本剤と各種薬剤を併用投与したとき、薬
物動態パラメータ等への影響は次表のとおりであった。
表
b)AUC0-τ
c)3〜9日目はPT-INR(プロトロンビン時間の国際標準比)が1.2〜2.2になるよ
う投与量を調整し、10日目以降はPT-INRが1.2〜2.2になる維持用量を投与し
た。
※PT-INR及びPTのワルファリン単独反復投与時に対する本剤併用反復投与
時の最小二乗平均値の比[90%信頼区間]は、1.0196[0.9878,1.0514]
(n=19)及
び1.0191[0.9869,1.0512]
(n=19)
であった。
注)本剤の承認された用法・用量は、1回0.1mgを1日2回経口投与、最大1回0.2mg
を1日2回である。
(「用法・用量」の項参照)
HMG-CoA還元酵素阻害薬との併用6)
(2)
健康成人男性(外国人を含む)に本剤とHMG-CoA還元酵素阻
害薬を併用投与したとき、薬物動態パラメータへの影響は次
表のとおりであった。
表
人データを含む)
併用薬
シクロス
ポリン
併用薬
投与量
本剤
投与量
測定
対象
アトルバ
スタチン
600mg
単回
0.4mg
単回
本剤
600mg
単回
0.4mg
単回
本剤
9.4336
10.9009
[8.3626,10.6419]
[9.9154,11.9844]
n=20
n=17
300mg
単回
4日目
0.4mg
単回
4日目
1.4855
2.3728
本剤 [1.3915,1.5858][2.2473,2.5052]
n=20
n=20
0.4mg
単回
7日目
1.3415
2.0876
本剤 [1.2583,1.4302][1.9811,2.1998]
n=20
n=20
クラリスロ
マイシン
1,000mg/日
1日2回
8日間
0.4mg
単回
2.4246
2.0975
本剤 [2.1632,2.7174][1.9158,2.2964]
n=18
n=17
フルコナ
ゾール
400mg/日
1日1回
11日間
0.4mg
単回
1.4409
1.7891
本剤 [1.2899,1.6096][1.6638,1.9239]
n=19
n=17
測定
対象
幾何平均値の比[90%信頼区間]
(併用投与時/単独投与時)
Cmax
AUC0-τ
アトルバ
1.032
0.934
0.4mg/日 スタチン
[0.960,1.109] [0.851,1.024]
1日2回
(n=18)
7日間 o -ヒドロキシ
アトルバ
0.875
0.784
スタチン [0.826,0.927] [0.736,0.836]
(n=18)
シンバ
0.858
0.846
スタチン
[0.660,1.114] [0.722,0.992]
(n=19)
20mg/日
1日1回
7日間
0.4mg/日
1日2回
7日間
ピタバ
スタチン
4mg/日
1日1回
7日間
0.4mg/日
1日2回
7日間
プラバ
スタチン
20mg/日
1日1回
7日間
0.4mg/日
1日2回
7日間
フルバ
スタチン
60mg/日
1日1回
7日間
0.4mg/日
1日2回
7日間
20mg/日
1日1回
7日間
本剤
1.106
1.110
(外国人、
[1.048,1.167] [1.046,1.177]
n=24)
0.4mg/日
1日2回
ロスバ
7日間
スタチン
1.092
1.025
シンバ
スタチン
8.9644
13.9947
[7.5151,10.6931][12.6175,15.5223]
n=14
n=12
0.3792a)
0.2221a)
本剤 [0.3378,0.4257][0.2065,0.2389]
n=20
n=16
ロスバ
スタチン
シンバ
スタチンオー
0.626
0.405
プンアシド体 [0.541,0.725] [0.345,0.475]
(n=19)
本剤
1.061
1.122
(n=18) [0.970,1.160] [1.041,1.209]
ピタバ
1.011
1.036
スタチン
[0.973,1.050] [1.007,1.066]
(n=18)
本剤
1.058
1.057
(n=18) [0.964,1.162] [1.013,1.102]
プラバ
1.107
1.065
スタチン
[0.908,1.351] [0.922,1.231]
(n=18)
本剤
1.181
1.207
(n=18) [1.080,1.290] [1.144,1.274]
フルバ
0.989
1.151
スタチン
[0.790,1.239] [1.057,1.253]
(n=18)
(外国人、 [1.016,1.174] [0.964,1.091]
n=24)
0.5mg/日
1日2回
0.8mg/日
1.0325
0.9463b)
(1日目)、 1日2回
ジゴキシン
ジゴキシン[0.9511,1.1210][0.9090,0.9850]
0.25mg/日
6日間
n=19
n=19
1日1回 11〜16日目
16日間
5mg/日
0.4mg/日
1日1回
(1、
2日目)
、 1日2回
※
ワルファリン
維持用量c) 8日間
1日1回 14〜21日目
21日間
20mg/日
1日1回
7日間
AUC0-inf
リファン
ピシン 600mg/日
0.4mg
1日1回
単回
10日間
単独投与
単独投与
クロピドグ
75mg/日
レル
1日1回
5日間
5〜9日目
本剤
投与量
本剤
1.230
1.125
(n=18) [1.090,1.388] [0.997,1.270]
幾何平均値の比[90%信頼区間]
(併用投与時/単独投与時)
Cmax
併用薬
投与量
本剤
1.166
1.098
(n=18) [1.069,1.272] [1.016,1.187]
本剤と各薬剤を併用投与したときの薬物動態パラメータ等への影響(外
国人データ)
併用薬
本剤と各薬剤を併用投与したときの薬物動態パラメータへの影響(外国
7.脂肪肝患者及び肝硬変患者での薬物動態7)
脂肪肝患者及び肝硬変患者に、本剤0.2mgを単回経口投与した
ときの肝機能正常者に対する薬物動態パラメータの比は次表
のとおりであり、肝機能正常者群と比較して、脂肪肝患者群及
び肝硬変患者群では曝露の増加が認められた。
1.004
1.029b)
R-ワル
[0.972,1.037] [1.004,1.055]
ファリン
n=19
n=19
0.929
0.951b)
S-ワル
[0.889,0.970] [0.926,0.976]
ファリン
n=19
n=19
3