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参考資料 薬害を学ぼう「指導の手引き」 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000197733_00005.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬害を学び再発を防止するための教育に関する検討会(第21回 1/25)《厚生労働省》
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「薬害を学ぼう」指導の手引き
○「薬害を学ぼう」テキストのねらい
本テキストは、中学3年生を主な対象に、
「薬害を知り、被害にあった方々の声を聴き、
薬害発生のプロセスを学び、薬害が起こらない社会の仕組を考える」ために作成しました。
まず、①これまでに薬害が起きてきたことを知り、薬害発生に関する共通点を把握した
上で(p.1-2)、実際の被害者の声を聴きます(p.3-4)。
続いて、こうした薬害を防ぐために、関係者(国、製薬会社、医療従事者(医療機関)
/薬局、国民)が何をすべきだったのかを考えることによって、②薬害の原因の全体像を
理解し、③薬害が起きてしまったことでどのような制度が整備されてきたのかを理解しま
す(p.5-6 上段)。
さらに、薬害を防ぐための社会の仕組みがうまく働くように、国、製薬会社、医療従事
者(医療機関)/薬局に加え、④薬を使う生徒たち自身がどのような役割を果たせばよい
のかを考えることで、個人と社会の関わりを理解します(p.5-6 下段)。
○「授業の流れ(例)」について
今回、1コマ(50分)で、本テキストを使って授業を行う場合の授業の流れの一例を
示していますので、参考にしてください。
○指導の手引き「解説とプラス情報」の使い方
本テキストには「学習のポイント」として問が設けられています。
解答例 生徒が考えて答えてほしい解答例です
指導上のポイント 生徒の理解を促し、解答を引き出すためのポイントです。参考にし
て声かけしてください。
【プラス情報】テキストに関連する情報です。先生方が指導のための参考にするほか、生
徒の理解を深めるときや講評のとき等に活用してください。

○学習指導要領との関係
この手引きは、中学校学習指導要領(平成 20 年 3 月 28 日公示)との関係では、主に社
会(公民的分野)における消費者の保護に関する内容などに関連します。
※ 保健体育(保健分野)における医薬品の正しい使用に関する内容とも関連しますが、
薬物乱用等の問題との混同がないようご注意願います。
【社会(公民的分野)】
2 内容
(2) 私たちと経済
イ 国民の生活と政府の役割
国民の生活と福祉の向上を図るために,社会資本の整備,公害の防止など環境の保全,社会保障の
充実,消費者の保護など,市場の働きにゆだねることが難しい諸問題に関して,国や地方公共団体が
果たしている役割について考えさせる。
【保健体育(保健分野)

2 内容
(4) 健康な生活と疾病の予防について理解を深めることができるようにする。
オ 健康の保持増進や疾病の予防には、保健・医療機関を有効に利用することがあること。また、医薬
品は正しく使用すること。
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