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参考資料 薬害を学ぼう「指導の手引き」 (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000197733_00005.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬害を学び再発を防止するための教育に関する検討会(第21回 1/25)《厚生労働省》
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<主作用・副作用>
全ての薬には「主作用」と「副作用」があり、主作用と副作用のバランスで考えること
で薬の有効性や安全性を評価する。
○ 「主作用」=病気を治療したり、症状を軽くしたりする働き(例:熱を下げる、痛
みを和らげる、かゆみをとる等)
○ 「副作用」=本来の目的以外の働き(例:花粉症の薬を飲んだら眠くなった等)
副作用が起こる主な原因としては、
① 薬のもっている性質によるもの、薬の使い方によるもの(例:飲み合わせ等)
② 薬を使う人の体質によるもの(例:年齢、体重、体型等)
③ 薬を使った人のそのときの体の状態(例:持病、飲酒等)
などがある。
副作用の危険は、自分にあった薬を正しく使うことで減らすことができるものの、予想
できない副作用が出ることがあるので注意が必要である。また、抗がん剤のように、一般
の医薬品に比べて、重篤な副作用が発生する危険性が高く、その危険性が予期されている
場合も多いことから、厳密な使用が求められるものもある。

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