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資料3-2-①  鈴木先生提出資料 (78 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00395.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第101回 10/5)《厚生労働省》
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世界のインフルエンザの状況:要点
• 2022年34-35週:世界的にインフルエンザの状況は、低レベルであり12週のピークを境に継続して減少傾向であった。
• 南半球のオセアニア、アフリカ南部、南米では通常のシーズンの時期(主に日本の夏季・現地の冬季)にパンデミッ
ク前やそれに近い水準のインフルエンザの流行を認めたが、シーズン外の水準まで減少している。
• ヨーロッパでは、 2021-2022シーズンにおいて10-15週(3-4月)前後に2度目のピークを認めたが、その後ピーク
アウトして通常のシーズン外のレベルとなっている。ただし、スペインやポルトガル等一部の国では増加傾向となっ
ている。

• 米国では、 2021-2022シーズンにおいて15週(4月)前後に2度目のピークを認めその後減少していたが、ここ数
週間は、陽性数・陽性率・入院数の指標は微増傾向である。検出されているウイルスではA(H3N2)が優位である。
• 東南アジアでは、インフルエンザウイルスの検出は微減した。A(H3N2)が優位となっている。

• 南アジアでは、インフルエンザウイルスの検出は微減した。主にインド等でA(H1N1)pdm09が優位となっている。
• 東アジアでは、中国北部・韓国において、A(H3N2)優位で、ここ数ヶ月ILI/インフルエンザ関連の一部指標が微増
傾向であったが、微減傾向に転じている (ただし、直近の過小評価には注意が必要)。 いずれも低レベルである。

• SARS-CoV-2の流行がサーベイランスに影響していることが考えられることから、
データの解釈には注意を要する。

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