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資料1-8                副反応疑い報告の状況について (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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小児(5-11歳用)ワクチン接種後の副反応に関する考え方(副反応疑い報告の状況に関するまとめ③)
最新の小児(5-11歳用)ワクチン接種後の報告状況の整理


副反応疑い報告制度において、 2022年9月4日までに小児(5-11歳用)ワクチン接種後の副反応疑いとして報告された事例は以下の
とおりであった。

【医療機関報告】
1回目接種

74件(0.0046%)

2回目接種

45件(0.0030%)

2回目接種

47件(0.0032%)

【製造販売業者報告】
1回目接種

87件(0.0054%)

であり、死亡として報告された事例は、2回目接種後1件であった。


疑い報告の症状名は、発熱、けいれん発作等であった。



心筋炎・心膜炎に係る報告事例は、以下のとおりであった。

【心筋炎】
1回目接種

ブライトン分類1−5 3件(100万回接種あたり1.9件)ブライトン分類1−3 1件(100万回接種あたり0.6件)

2回目接種

ブライトン分類1−5 6件(100万回接種あたり4.0件)ブライトン分類1−3 0件(100万回接種あたり0件)

【心膜炎】
1回目接種

ブライトン分類1−5 2件(100万回接種あたり1.2件)

ブライトン分類1−3 1件(100万回接種あたり0.6件)

2回目接種

ブライトン分類1−5 1件(100万回接種あたり0.7件)

ブライトン分類1−3 0件(100万回接種あたり0件)

ブライトン分類1−5:すべての疑い報告事例、ブライトン分類1−3:心筋炎又は心膜炎と評価された事例



なお、2022年9月5日から9月29日までに3回目接種後の死亡として報告された事例が1件あった。症状の概要に記載された死因等
は、多臓器不全、敗血症、急性脳症であった。ウイルス性の急性脳症であった可能性も否定できない等により、専門家によるワクチン
と死亡との因果関係評価はγであった。

α:ワクチンとの因果関係が否定できない
β:ワクチンと死亡との因果関係が認められない
γ:情報不足等によりワクチンと死亡との因果関係が評価できない

小児ワクチン接種に関する論点のまとめ


小児(5-11歳用)ワクチン接種後の報告状況について、現時点においては、引き続き、ワクチンの接種体制に影響を与える程の重大な
懸念は認められないと考えてよいか。

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