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「かかりつけ医」の制度・環境の整備について〈議論の整理〉 (6 ページ)

公開元URL https://www.kenporen.com/press/
出典情報 「かかりつけ医」の制度・環境の整備について(議論の整理)(11/8)《健康保険組合連合会》
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「かかりつけ医」の制度の基本概念
 国民・患者が希望するかかりつけ医の機能は様々で、健康・疾患状況、勤務状況、地域事
情等により、かかりつけ医の活用方法は変わってくる。

「国民・患者が自分の希望に沿って医師を選ぶ」
「国民・患者が自分の状態に合った使い方を選ぶ」
保険者は国民・患者の選択・使い方を支援
国民・患者がかかりつけ医に期待する役割は、例えば
健康維持の役割
• 健診・保健指導、生活指導
• セルフメディケーションの指導
• 予防接種等の対応

継続的な医療の役割
• 専門医とも継続的に連携・情報共有
• 他の疾患に罹患したり、急な症状悪化に対応
• 専門医の代わりに日常の管理も実施

医療につなげる役割
• 体調不良時の幅広い診療、継続管理
• 専門外来・入院への紹介
• 逆紹介による専門治療後の外来診療や在宅医療

健やかな療養の役割
• 介護との調整・連携
• 患者・家族、医療関係者と連携したACPの作成
• 在宅終末医療・介護、看取り、緩和ケア

地域医療連携の要として、医療に関する情報の一元化(共通の役割)
• 自らの診療に基づく情報
• オンライン資格確認等システムを通じた情報の活用
• 他医療機関(紹介先、専門治療、救急、難病・指定感染症など)での詳細情報を収集・共有
• 産業医との一定の連携と情報共有(職場での救急等に活用)

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