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「かかりつけ医」の制度・環境の整備について〈議論の整理〉 (8 ページ)

公開元URL https://www.kenporen.com/press/
出典情報 「かかりつけ医」の制度・環境の整備について(議論の整理)(11/8)《健康保険組合連合会》
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「かかりつけ医」を持つことによる国民・患者のメリット例
 全てのかかりつけ医が基本的機能として▽幅広い診療・相談▽情報の一元的な把握▽他の
医療機関との協力体制―等の「地域医療連携の要となる共通の機能」を有したうえで、多
様なニーズに応じて付加的に機能を選択できるようにすることが求められる。
 かかりつけ医が健康・医療全般のコーディネーター、ゲートキーパー役を担うことで、国
民・患者には、例えば以下のメリットがある。
全ての国民・患者に共通
自分のことを良く知る医師に一般的な症状を幅広く診てもらい、必要に応じて専門医を紹
介してもらえること等による安心の確保
普段はほぼ受診しない場合
急な体調不良時や新興感染症の流行時にも適切な医療が受けられる
治療が必要なのに未受診の場合
早期の治療開始により治癒・軽快の可能性が高まる
仕事や生活と定期的な受診を両立している場合
適切な治療の継続により重症化や合併症が抑制できる
治療に専念している場合
自分の意思が尊重された健やかな療養生活を送ることができる

必要な時に必要な医療を受けられる「フリーアクセス」を確保しつつ、
安全・安心で効果的・効率的な医療が実現する。
※ 患者負担や医療費と関連する「診療報酬・評価」の在り方は、今後の検討課題とする。

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