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参考資料16    新型コロナワクチンの接種について(令和4年11月4日第40回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会資料1) (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00055.html
出典情報 第 88 回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会、令和4年度第 18 回薬事・食品衛生審 議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(11/11)《厚生労働省》
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2.本日の論点:【1】武田社ワクチン(ノババックス)の追加接種について
まとめ


武田社ワクチン(ノババックス)は従来型の組み替え蛋白ワクチンであり、令和4年5月25日から、第一期追加接種
(3回目接種)として、 18歳以上を対象に接種することが可能となっている。



令和4年9月20日から令和4年秋開始接種が開始され、初回接種を完了している12歳以上の全ての者を対象にファイ
ザー社及びモデルナ社のオミクロン株対応ワクチン(mRNAワクチン)の接種が行われている。



以下のデータを踏まえて、令和4年10月28日に武田社ワクチン(ノババックス)の添付文書が改訂され、初回接種を完
了している18歳以上の全ての者に、前回接種から6か月の間隔をあけて、追加接種としての接種が可能となった。


4回目接種後のIgG抗体価、中和抗体価の上昇が認められており、先行研究ではIgG 抗体価と発症予防効果の間に強
い正の相関が認められている。



4回目接種(2回目の追加免疫の接種)までの成績から、2回目以降も追加免疫の接種を行うことで、抗体価の経時的
な減少に対して抗体価の再度の増加が得られること、及び変異株に対する抗体価が増加することが示唆され、SARSCoV-2 による感染症の予防に対する高い有効性が維持されることが期待される。



4回目接種28日後までの安全性の中間解析において、有害事象は3回目接種と比較して増加が見られなかった。

事務局案
○ 現在、主に実施されている追加接種はオミクロン株対応ワクチンによる令和4年秋開始接種であるが、今般、武田社ワクチ
ン(ノババックス)の添付文書が改訂され、従来型であるものの、ファイザー社及びモデルナ社のオミクロン株対応ワクチ
ンと同様の追加接種が可能となった。そのため、選択肢の確保の観点から、武田社ワクチン(ノババックス)を令和4年秋
開始接種に使用するワクチンとして位置づけ、1回の接種を行うこととしてはどうか。
○ 添付文書を踏まえ、対象者は前回の新型コロナワクチン接種から6か月以上経過した18歳以上の者としてはどうか。また、
前回用いたワクチンの種類に関わらず、 追加接種で使用できることとしてはどうか。
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