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資料4 経済・財政一体改革(社会保障改革)の取組状況(加藤臨時議員提出資料) (10 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2022/1201/agenda.html
出典情報 経済財政諮問会議(令和4年第15回 12/1)《内閣府》
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かかりつけ医機能が発揮される制度整備(骨格案)
・国民・患者はそのニーズに応じてかかりつけ医機能を有する医療機関を選択して利用。
・医療機関は地域のニーズや他の医療機関との役割分担・連携を踏まえつつ、自らが担うかかりつけ医機能の内容を強化。

国民・患者のニーズ

制度整備の内容
かかりつけ医機能報告制度の創設による
機能の充実・強化

(高齢者の場合)
多様な医療ニーズ

 持病(慢性疾患)の継続
的な医学管理
 日常的によくある疾患
への幅広い対応
 入退院時の支援
 休日・夜間の対応
 在宅医療
 介護サービス等との
連携

・医療機関は左記ニーズに対応する機能を
都道府県に報告する。
・この報告に基づき、都道府県は、地域に
おける機能の充足状況や、これらの機能
をあわせもつ医療機関を確認・公表した
上で、地域の協議の場で不足する機能を
強化する具体的方策を検討・公表。
※医師により継続的な管理が必要と判断される患
者と医療機関が書面交付と説明を通じてかかりつ
けの関係を確認できるようにする。

全ての国民への情報提供

医療機能情報提供制度の拡充
 かかりつけ医・医療
機関を選ぶための情
報が不足している。
 かかりつけ医・医療
機関を探す方法が分
からない。

・「かかりつけ医機能」の定義を法定化。
「身近な地域における日常的な医療の提
供や健康管理に関する相談等を行う機能」
・都道府県は国民・患者による医療機関の
適切な選択に資するよう「かかりつけ医機
能」に関する情報を分かりやすく提供

期待される効果
身近な地域で提供される日
常的な医療が充実
⇒住んでいる地域で、あるいは加齢に
伴い、必要な医療が受けられなくな
るのではないか、という不安を解消

医師・医療機関との継続的な
関係を確認できる
⇒今かかっている医療機関で、
将来も継続的に診てもらえ
るのか、という不安を解消

大病院に行かなくても身近な
ところで必要な医療が 受けら
れる
⇒大病院に行かないと必要な医療が
受けられないのではないか、という不
安を解消
⇒大病院で働く医師の負担軽減にも
資する

誰もが確実に必要な医療につ
ながる環境が整う
⇒医療にかかるための情報が見つから
ない、情報の見方が分からない、と
いう悩みや不安を解消

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