小児（5-11歳用）ワクチン接種後の副反応に関する考え方（副反応疑い報告の状況に関するまとめ③）
最新の小児（5-11歳用）ワクチン接種後の報告状況の整理
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副反応疑い報告制度において、2022年11月13日までに小児（５-11歳用）ワクチン接種後の副反応疑いとして報告された事例は以下の
とおりであった。
【医療機関報告】
１回目接種 82件（0.0049%） ２回目接種 45件（0.0028%） 3回目接種 5件（0.0015%）
【製造販売業者報告】
１回目接種 98件（0.0058%） ２回目接種 52件（0.0032%） 3回目接種 5件（0.0015%）
であり、死亡として報告された事例は、２回目接種後1件及び３回目接種後1件であった。

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疑い報告の症状名は、発熱、けいれん発作等であった。
心筋炎・心膜炎に係る製造販売業者からの報告事例は、以下のとおりであった。
【心筋炎】
１回目接種 ブライトン分類１－５ 3件（100万回接種あたり1.8件）ブライトン分類１－３ 1件（100万回接種あたり0.6件）
２回目接種 ブライトン分類１－５ 4件（100万回接種あたり2.5件） ブライトン分類１－３ 0件（100万回接種あたり0件）
３回目接種 ブライトン分類１－５ 0件（100万回接種あたり0件） ブライトン分類１－３ 0件（100万回接種あたり0件）
【心膜炎】
１回目接種
２回目接種
３回目接種

ブライトン分類１－５
ブライトン分類１－５
ブライトン分類１－５

2件（100万回接種あたり1.2件）ブライトン分類１－３ 1件（100万回接種あたり0.6件）
0件（100万回接種あたり0件） ブライトン分類１－３ 0件（100万回接種あたり0件）
0件（100万回接種あたり0件） ブライトン分類１－３ 0件（100万回接種あたり0件）

ブライトン分類１－５：すべての疑い報告事例、ブライトン分類１－３：心筋炎又は心膜炎と評価された事例

○ なお、2022年11月14日から12月15日までに３回目接種後の死亡として報告された事例が１件あった。症状の概要に記載された死因等
は心肺停止状態であった。当該事例については、現在情報収集を行っており、今後専門家の評価も踏まえ、事例の検討を行っていく。

小児ワクチン接種に関する論点のまとめ
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小児（５-11歳用）ワクチン接種後の報告状況について、現時点においては、ワクチンの接種体制に影響を与える程の重大な懸念は認め
られないと考えてよいか。

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