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資料3-2 薬剤師による包括的かつ高度な専門的業務薬剤レビューについて(飯島裕也参考人提出資料) (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23880.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第1回 2/14)《厚生労働省》
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薬剤レビューの流れ
1.ASK:情報収集
情報源としては、薬局の記録に加え、患者および介護者(面接と観察)、医師・他の医療従事者、病院や介護施設の文書記録
などがある。
問題特定には以下のような項目が網羅させるべき。
① 服用している薬、サプリメント、それらに関する患者の知識(管理方法も含む)
② 治療目標、コントロール状況、アドヒアランスに影響を与える項目
③ 環境および生活習慣:家庭環境、日常生活の活動/食事、飲食、喫煙/身体および社会活動
④ 患者の懸念事項と患者自身の現在の対処方法、患者からの質問
⑤ その他、疾病特異的な事項

2.ASSESS:問題の分析と特定
ステップ1:患者の治療目標を確認
ステップ2:不適切、不足している薬剤がないかを分析
ステップ3:各薬剤のリスクやベネフィットを考察
ステップ4:新たな薬物治療の提案の理由を明確にし、薬物治療計画を立案
ステップ5:どのような症状と薬物にどのようなモニタリングが必要か検討

ステップ5が終わりでは
なく、継続してサイクル
を回すことが重要

3.ADVISE:治療を記録し、患者・介護者と医師に情報を伝達
どのように対応するか文書にまとめ、患者・介護者と医師に伝える。

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