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資料3-2 標準的な実習内容(例示)のイメージ(案)(薬学教育協議会提出資料) (7 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/058/gijiroku/1411266_00003.html
出典情報 薬学実務実習に関する連絡会議(第14回 12/27)《文部科学省》
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F-5 臨床で求められる基本的な能力
F-5-1 医療・福祉・公衆衛生の現場で活動するための基本姿勢
標準的な実習内容(例示)
学修目標
1)

学修事項

大学

薬局

病院

個々の患者・生活者に寄り添い、心理的、身 (1)患者・生活者の生活全般を広く観察・評価し、その人らしい人生を支える医療の観点からその人に
体的、精神的、社会的特徴の把握に努め、そ 薬剤師として何ができるかを常に考える。 【1)】
の想いを受け止めて患者・生活者を全人的・
総合的に深く理解する。

2) 薬剤師として医療の中で求められる責任を自
覚し、自らを律して行動するとともに、薬剤師
としての義務及び法令を遵守する。医療の担
い手として、豊かな人間性と生命の尊厳につ
いて深い認識を持ち、薬剤師の社会的使命
を果たす。

(2)自らの健康管理に十分留意し、時間管理を徹底し、必要な業務に支障のないような生活態度への
配慮を常に心がける。 【2)】
(3)医療人として守らなければならない法令を遵守し、法令の遵守ができていない事例などを見過ごさ
ず、その適切な解決に積極的に参画する。 【2)】
(4)患者・生活者、その家族、連携する多職種などで共有する個人情報は、その保護と管理に十分留
意する。 【2)】
(5)薬剤師が臨床現場で担っている責務をよく観察し、考察し、自覚を深める。 【2)】
(6)生と死の現場で薬剤師として何ができるかを考察する。 【2)】

3)

関係者と相互理解を図り、信頼関係を構築し (7)医療・介護・福祉関係者及び患者・生活者、家族とコミュニケーションをとる機会を得て、ニーズを
た上で、他者の意見又は記述された文章を 把握し、わかりやすく効果的に情報共有する。 【3)】
正しく理解し、それに対する自分の意見を効
果的な説明方法や手段を用いて明確に表現
する。

4)

専門職がチームとして連携して活動を推進す (8)多職種連携の現場で薬剤師の担っている活動に参画する。 【4)】
るため、チームの活動の活性化に積極的に
貢献するとともに、チームの中での個人の責
任を果たす。

5)

自己研鑽を続けることは医療・保健に携わる
薬剤師の基本であることを理解し、薬学・医
療の進歩に対応するために、医療・保健・介
護・福祉・情報・科学技術など薬剤師を巡る
社会的動向を把握する。

6)

医療の質的向上に貢献するため、再現性・信 (11)地域で必要だと考えられる情報、社会に公表した方が良いと考えられる情報を主体的に発信す
頼性・具体性のあるエビデンスの構築に努め る。 【6)】
る。

(9)自分が行った活動、調査、研修などは必ず記録を取り、振り返って、より有益な活動に結び付ける
とともに、必要な時にすぐにその記録を提示する。【5)】
(10)進化する社会のコミュニケーションや情報関連ツールを適切に活用して、社会の変化に確実に即
応するよう努力する。 【5)】

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