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医療機関における医療機器のサイバーセキュリティ確保のための手引書案 (14 ページ)

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出典情報 医療機関における医療機器のサイバーセキュリティ確保のための手引書案に関する御意見の募集について(12/26)《厚生労働省》
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医療機関向け手引書 V33B

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e. サポート対象外となり、患者安全及び医療ネットワークセキュリティを脅かす可能性

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があるレガシー医療機器の使用を適切に段階的に終了し、セキュリティ対策で保護可

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能且つサポートを受けられる医療機器に置換するため、医療機器事業者が定めるサイ

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バーセキュリティ EOS 日以前に計画を作成することが必要です。

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2) 限定的なサポート期間の対応(EOL 以降)
・上記「サポート」の項目に記載した作業「c」

「d」及び「e」を引き続き行うことが必
要です。
3) サポート終了への対応(EOS 以降)

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a. 医療業務の継続に影響を与えることなく医療機器の使用を終了できない場合、当該医

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療機器のセキュリティを管理する責任及びサイバーセキュリティ EOS 日以降も使用

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を継続することによって発生し得るリスクを医療機関が引き受けることになります。

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5.おわりに

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医療機関における医療機器のサイバーセキュリティを取り巻く環境は常に変化しており、厳し

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さは増すばかりです。このような中で、医療安全を確保する観点から医療機器を管理する立場

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の方にサイバーセキュリティ対策の重要性と、そのために医療機器事業者等が実施する内容を

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理解していただき、すべての関係者が連携した取り組みとなるよう、医療機関において積極的

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に活用していただくことを目指して本書を纏めました。

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多くの関係者に利用していただき、より一層の医療安全へ貢献できることを願っています。

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以上

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