よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (2 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1022808.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第111回 1/12)《東京都》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

モニタリング項目

グラフ

1 月 12 日 第 111 回モニタリング会議のコメント
ア)新規陽性者数の 7 日間平均は、前回の約 11,569 人/日から、1 月 11 日時点で約 15,520 人/日に大きく増加
した。新規陽性者数は、年末年始中に一時減少したものの、再び年末前の水準に近づいてきている。この他に
も、把握されていない多数の感染者が潜在していると考えられる。職場や学校等の再開に伴う新規陽性者数の
動向を、引き続き注視する必要がある。
イ)都内では、季節性インフルエンザの流行シーズンに入っている。新年を迎え、更に警戒を強める必要があ
る。
ウ)
オミクロン株対応ワクチンの接種率は、
1 月 10 日時点で、
65 歳以上では 67.2%であるが、
全人口では 36.8%、
12 歳以上では 40.5%となっている。ワクチン接種の期間は 3 月末までとなっているため、引き続き早期の接
種を呼びかける必要がある。

① 新規陽性者数

エ)小児の重症者も報告されており、5 歳から 11 歳までの小児の接種については、初回接種とともに追加接種
を、6 か月から 4 歳までの小児の接種については、初回接種を進める必要がある。
オ)感染拡大により、就業制限を受ける方が多数発生しており、医療提供体制をはじめとする社会機能の低下
が危惧される。医療従事者、エッセンシャルワーカーをはじめ誰もが、家庭や日常生活において、感染者や濃
厚接触者となる可能性があることを意識し、自ら身を守る行動を徹底する必要がある。
カ)職場や教室、店舗等、人の集まる屋内では、暖房の使用中でも定期的な換気を励行し、3 密(密閉・密集・
密接)の回避、人と人との距離の確保、不織布マスクを場面に応じて正しく着用すること、手洗いなどの手指
衛生、状況に応じた環境の清拭・消毒等、基本的な感染防止対策を徹底し、新規陽性者数の増加をできる限り
抑制する必要がある。
キ)自身や家族等の感染に備え、新型コロナ検査キット、市販の解熱鎮痛薬等や、1 週間分の食料品・生活必需
品などを備蓄しておく必要がある。また、体調変化時など迷った時は相談窓口に相談し、発熱や咳、咽頭痛等
の症状がある場合、重症化リスクの高い高齢者、小学生以下の小児、妊婦や基礎疾患がある方は、速やかに発
熱外来を受診する必要がある。
ク)重症化リスクの低い方は、まず新型コロナ検査キットで自己検査を行い、陽性であった場合は、直ちに東京
都陽性者登録センターへ登録することが望まれる。陰性であった場合でも、季節性インフルエンザの可能性が
あるので、受診につなげる必要がある。診察や薬の処方を希望する場合は、
「東京都臨時オンライン発熱診療
-2-