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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (9 ページ)
出典
公開元URL | https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1022808.html |
出典情報 | 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第111回 1/12)《東京都》 |
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モニタリング項目
グラフ
1 月 12 日 第 111 回モニタリング会議のコメント
(4) 今週報告された死亡者数は 197 人(20 代 1 人、50 代 3 人、60 代 11 人、70 代 42 人、80 代 71 人、90 代 63
人、100 歳以上 4 人、不明 2 人)であった。1 月 11 日時点で累計の死亡者数は 7,085 人となった。
(5) 今週、人工呼吸器を離脱した患者の、装着から離脱までの日数の中央値は 7.0 日、平均値は 7.1 日であった。
(6) 救命救急センター内の重症者用病床使用率は、前回の 75.3%から、1 月 11 日時点で 81.3%と、オミクロン株
対応の分析を開始した昨年 2 月以来の最高値を更新した。
【コメント】
ア)重症患者数は、第 7 波のピーク(令和 4 年 8 月 13 日、43 人)を上回って推移しており、医療提供体制を圧
迫してきている。
イ)新型コロナウイルス感染症は、オミクロン株が主流となって以降、重症化率や死亡率の低下が示されている
ものの、高い感染者数が持続すれば重症者数や死亡者数は増えていく。高齢者の重症化率が他の年代に比べ高
⑥ 重症患者数
い傾向は変わらないが、小児であっても重症化する患者が一定数存在している。あらゆる年代が重症化するリ
スクを有していることに注意が必要である。
⑥−2
(1) オミクロン株の特性を踏まえた重症患者数は、前回の 131 人から 1 月 11 日時点で 139 人となった。年代別
内訳は 10 歳未満 6 人、20 代 1 人、30 代 3 人、40 代 11 人、50 代 16 人、60 代 18 人、70 代 44 人、80 代 32
人、90 歳以上 8 人である。
(2) オミクロン株の特性を踏まえた重症患者 139 人のうち、1 月 11 日時点で人工呼吸器又は ECMO を使用して
いる患者が 49 人(前回は 49 人)
、ネーザルハイフローによる呼吸管理を受けている患者が 45 人(同 42 人)、
その他の患者が 45 人(同 40 人)であった。
(3) オミクロン株の特性を踏まえた重症者用病床使用率は、前回の 34.2%から、1 月 11 日時点で 36.3%となっ
た。
【コメント】
オミクロン株の特性を踏まえた重症者用病床使用率は、緩やかに上昇しながら 30%台で推移している。重症
患者数は新規陽性者数の増加から遅れて増加してきており、引き続き今後の動向に警戒する必要がある。
⑥−3
今週新たに人工呼吸器又は ECMO を装着した患者は 39 人であり、新規重症患者数の 7 日間平均は、前回の 4.7
人/日から、1 月 11 日時点で 5.4 人/日となった。
-9-
グラフ
1 月 12 日 第 111 回モニタリング会議のコメント
(4) 今週報告された死亡者数は 197 人(20 代 1 人、50 代 3 人、60 代 11 人、70 代 42 人、80 代 71 人、90 代 63
人、100 歳以上 4 人、不明 2 人)であった。1 月 11 日時点で累計の死亡者数は 7,085 人となった。
(5) 今週、人工呼吸器を離脱した患者の、装着から離脱までの日数の中央値は 7.0 日、平均値は 7.1 日であった。
(6) 救命救急センター内の重症者用病床使用率は、前回の 75.3%から、1 月 11 日時点で 81.3%と、オミクロン株
対応の分析を開始した昨年 2 月以来の最高値を更新した。
【コメント】
ア)重症患者数は、第 7 波のピーク(令和 4 年 8 月 13 日、43 人)を上回って推移しており、医療提供体制を圧
迫してきている。
イ)新型コロナウイルス感染症は、オミクロン株が主流となって以降、重症化率や死亡率の低下が示されている
ものの、高い感染者数が持続すれば重症者数や死亡者数は増えていく。高齢者の重症化率が他の年代に比べ高
⑥ 重症患者数
い傾向は変わらないが、小児であっても重症化する患者が一定数存在している。あらゆる年代が重症化するリ
スクを有していることに注意が必要である。
⑥−2
(1) オミクロン株の特性を踏まえた重症患者数は、前回の 131 人から 1 月 11 日時点で 139 人となった。年代別
内訳は 10 歳未満 6 人、20 代 1 人、30 代 3 人、40 代 11 人、50 代 16 人、60 代 18 人、70 代 44 人、80 代 32
人、90 歳以上 8 人である。
(2) オミクロン株の特性を踏まえた重症患者 139 人のうち、1 月 11 日時点で人工呼吸器又は ECMO を使用して
いる患者が 49 人(前回は 49 人)
、ネーザルハイフローによる呼吸管理を受けている患者が 45 人(同 42 人)、
その他の患者が 45 人(同 40 人)であった。
(3) オミクロン株の特性を踏まえた重症者用病床使用率は、前回の 34.2%から、1 月 11 日時点で 36.3%となっ
た。
【コメント】
オミクロン株の特性を踏まえた重症者用病床使用率は、緩やかに上昇しながら 30%台で推移している。重症
患者数は新規陽性者数の増加から遅れて増加してきており、引き続き今後の動向に警戒する必要がある。
⑥−3
今週新たに人工呼吸器又は ECMO を装着した患者は 39 人であり、新規重症患者数の 7 日間平均は、前回の 4.7
人/日から、1 月 11 日時点で 5.4 人/日となった。
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