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資料3-2 鈴木先生提出資料 (100 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00395.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード (第114回 1/17)《厚生労働省》
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世界のインフルエンザの状況:要点

年末年始であり解釈に注意を要する

• 2022年50-51週:インフルエンザは引き続き高程度であった(A(H3N2)優位)。

• ヨーロッパ:継続して増加傾向で、定点における陽性率は37%であった。英国では複数の指標で減少しているが、
年末年始であり解釈に注意を要する。 A(H3N2)優位だが、A(H1N1)pdm09やB型も認めている。
• 米国:ILI・陽性数・陽性率・新規入院者数は全て引き続き減少傾向である(直近の過小評価の可能性もあり解釈に
注意が必要)。A(H3N2)が優位だが、A(H1N1)pdm09も認めている。
• 東南アジア:主にマレーシアからB型優位に報告を認めている。その他の地域では低レベルでA(H3N2)やB型を認め
ている。
• 南アジア:継続して低レベルであるが、アフガニスタンやパキスタンでA(H1N1)pdm09優位に増加傾向である。

• 東アジア:韓国ではILI・陽性数・陽性率がここ数週間は横ばい~微減傾向である(直近の過小評価の可能性もあり
解釈に注意が必要) 。中国では、ILIがここ数週間急増したのち急激に減少した一方、インフルエンザ陽性数・陽性
率は大きく減少しており、これらの変動はSARS-CoV-2流行による影響の可能性があり、解釈が困難である。
• 南米:主にアルゼンチンやチリで低いレベルで報告されているが、引き続き減少傾向となっている。A(H3N2)やB型
を認めている。その他南半球ではシーズン外の低いレベルとなっている。

• SARS-CoV-2の流行がサーベイランスに影響していることが考えられることから、
データの解釈には注意を要する。

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