よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料3-8 西塚先生提出資料 (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00395.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード (第115回 1/25)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

イ 新型コロナワクチンの接種費用について、当面の間、公費により
負担すること。
併せて、引き続き、都道府県による大規模接種会場の設置や、職
域接種の実施を可能とすること。
ウ 我が国の抗体保有状況を継続的に調査・把握し、ワクチン接種の
促進をはじめとする今後の新型コロナ対策に活かすこと。

3 新たな感染症の発生・まん延への備え等
(1)これまでのコロナ対策における措置等の効果や課題の整理
新たな感染症が発生・まん延した場合、住民・事業者の協力を得なが
ら実効性のある対策を講じることが重要である。新たな感染症への備
えとして、国は、長きにわたるコロナ対策の経験や知見を踏まえ、措置
等の効果や課題を整理すること。
(2)感染症に対応できる人材の活用及び確保・育成
ア 感染拡大により医療現場が困難な状況に直面する中、多くの潜在
看護師等が感染症医療に携わり、経験や知見を獲得した。こうした
人材について、今後、医療現場をはじめとする様々な場で活用でき
るよう、国において仕組みを構築すること。


感染症に対応可能な医師・看護師等のほか、新たな感染症の発生
初期段階から対応できる人材や、疫学研究に関する人材など、感染
症対策の専門人材の確保・育成を推進すること。
特に、感染症対策において重要な役割を果たす専門職である公衆
衛生医師の計画的な育成を進めること。

(3)ワクチン、治療薬、医療機器等の確保
ア 有効なワクチンや治療薬について、必要量を十分確保できるよう、
国としてサプライチェーンを構築すること。同時に、国家の安全保
障の観点からも、国産製品の速やかな開発・実用化を全面的に支援
すること。
イ 治療薬、検査キット、人工呼吸器、酸素濃縮装置、パルスオキシメ
ーター、感染防護具等、感染症医療に必要となる医薬品や医療機器
などについて、国として備蓄を進めること。備蓄に当たっては、国
の主導によりメーカーや卸売業と生産・流通のバランスを図りなが
ら行うこと。

-6-

21